日常的にベビー・パウダーを使用している女性は卵巣がんになるリスクが高まる:米調査

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夏になりベビーパウダーを使う機会が増えるが、特に女性にとっては多用を避けたくなる論文が発表された。体をサラサラに保つため頻繁にベビーパウダーを使用している女性は、卵巣がんになるリスクが24%アップするというのだ。

40%の女性が衛生上の理由で日常的にベビーパウダーを使用しているというが、パウダーの粒子が体内に入ると炎症を引き起こし、がん細胞を刺激する危険があるとして専門家は警鐘を鳴らしている。ベビーパウダーの使用とがん発症との因果関係は、卵巣がんと子宮がんに関しては危険性を指摘する声もあるが、その他のがんでは確たる証拠はない。

今回改めて卵巣がんとの関係を指摘したのは米ボストンにあるブリガム・アンド・ウィメンズ病院の医師たちだ。8つの論文をメタ分析(研究の統合及び研究評価の実施)し、8,525人の卵巣がん患者とがんを発症しておらず、日常的にベビーパウダーを使用している9,800人の女性を比較検証した結果、前述のデータが導き出された。但し注意すべきは生殖器部への使用であって、体の他の部位に使う分には心配ないという。

尚、くだんの論文は学術誌『Cancer Prevention Research』に掲載されている。

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