夫婦げんかでは謝るよりも相手に力を譲った方が仲良くなれる:米大学調査

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先日口論の多いカップルは長生きできないというニュースをお伝えしたが、ではけんかをせず穏やかに2人の関係を保つにはどうすれば良いのか?安易に「ごめん」と謝るよりも、かわりに権力の一部を相手に譲る方が得策だという。

具体的には相手の自立性や欠点を認めその上で敬意を払い、喜んで妥協する態度こそ関係改善・持続の秘訣と語るのは、米ベイラー大学College of Arts and Sciencesのキース・サンフォード准教授である。夫婦を対象にした、自身の2つの研究結果から導き出した答だと胸を張る。夫婦間には微妙な力関係が存在し、それぞれが相手に対して自分寄りの態度、考えを持ってほしい、また自分の話や意見に耳を傾けてほしいと思っているのだそう。

最初の調査では既婚者455人を対象に、最近起きたけんかや現在継続中の口論の解決策として何を望むかを尋ねた。その結果、誰もが争いによって夫婦間で自分自身の地位が危うくなるのを恐れ、相手に引き下がってもらいたいと願っていると判明した。

2回目の調査では前回とは違う既婚者498人を対象に、前回示された夫婦円満のための和解案の評価を行ってもらった。すると当然ではあるが、根底にある問題が解決されない限り真の和解はないことが明らかになった。例えば日頃妻は「夫は私に興味がない」と不満に思っていれば、夫から花束でも贈れば機嫌が治るかもしれないが、妻が夫との力関係に脅威を感じている場合花束には何の効果もない。

根本的に誰もが「自分の立場(力)を守りたい」と思っているので、このツボさえ抑えれば夫婦は上手くいく、と同准教授は結論付けている。

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