けんかなど特に顕著 母親のネガティブな人間関係はそのまま子どもにコピーされる:米大学調査

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子は親の鏡とはよく言ったもので、我が子を見て我が振りを猛省することが筆者にも多々ある。子どもは親の行動をよ~く見ているので当然と言えば当然だが、親が他人に接するように、自身も他の人に接するようになる。特に成長著しい思春期の頃になると、他人との対立の仕方や敵意のむき出し方がそっくりになるというから要注意である。

今回明らかになったのは、母親のネガティブな人付き合いの方法は、思春期の子どもにそのままコピーされるということ。多感で影響を受けやすい思春期の子どもはまさに母親の生き写しで、「たとえば母親が自身の友達と派手にけんかすると、そのやり方が正しいと、またはこれが普通なんだと子どもの中にインプットされてしまう」と米ミズーリ大学博士号取得候補者であるゲアリー・C・グリック氏は明かしている。

更に思春期の子どもは母親が大人同士けんかしているのを見て反発を覚えると、それが不安神経症やうつを引き起す可能性もあるというから、思わぬ余波にも注意が必要だ。今回の調査は10歳~17歳の子どもを対象に行われ、子どもとは別に母親にも自らの友人関係について質問した。その結果、母親が胸を張れるであろう、友人関係のポジティブな面というのは皮肉にも子どもにはあまり影響せず、一方で子どもは、母親の持つネガティブな人間関係や敵対関係ばかりを真似る傾向にあと判明した。

世のママたちの口癖「似て欲しくないところばかり似ちゃうのよ~」をまさに地で行っているわけだ。子どものためにも同じ親として、筆者も今一度我が身を振り返る必要を痛感している。

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