わずか1杯で効果あり コーヒーを飲むと血管の機能が高まると判明:琉球大学調査

2013年11月21日 10時00分

2013年11月21日 15時05分

flickr_epSos.de_
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コーヒーの健康効果がまた1つ明らかになったのでお伝えしたい。新たなコーヒーの効能を発見したのは日本人で、先に開かれた米国心臓協会主催のScientific Sessions 2013の席で発表され注目を集めている。琉球大学 大学院 医学研究科教授の筒井正人氏によると、コーヒーを飲むと血管の働きが良くなることがわかった。

27人の被験者にカフェイン入りのコーヒーを1杯飲んでもらうと、見る見るうちに指先の血流が良くなったという。カフェイン抜きのコーヒーを摂取した人に比べ、カフェイン入りのコーヒーを飲んだ被験者は、75分以上にわたり30%血流量が増加した。ちなみに被験者は22歳~30歳で日常的にコーヒーを飲んではいない人々。1杯5オンス(141.75g)のレギュラーコーヒーもしくはデカフェのコーヒーを飲んでもらい、摂取後指の血流をレーザードップラー流量計で測定した。

カフェイン抜きのコーヒーを飲んだ被験者に比べ、カフェイン入りのコーヒーを飲んだ人の方が、わずかに血圧が上昇し血管内壁の機能が向上した。一方両グループ共に心拍数に違いは見られなかったそう。今回の調査結果は「コーヒーが心臓血管の健康を高めることを示すヒントになる」と同教授。というのもこれまでの研究で、コーヒーを摂取すると心臓病や脳卒中で死亡するリスクを減らすことができ、大量のカフェインを摂取すると動脈を広げることがわかっているそうだ。

カフェインがどの様に狭くなった血管機能を改善するのかは依然不明だが、血管を広げ、炎症を鎮める作用がある可能性があり、将来心疾患の新しい治療法につながるかもしれないという。但し言うまでもなく、過ぎたるは猶及ばざるが如し。カフェインの過剰摂取により血圧は上がるため、1日2杯が適量とも言われている。

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