お酒を飲んで顔が赤くなる人は高血圧→心臓病・脳卒中のリスクが高い⁈韓国大学調査

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flickr_Terence-l.s.m

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酒の席で、飲んですぐ赤くなる人はイジられやすいし、女性の場合は可愛げがあるといわれることも間々ある。が、実はそんな冗談を言っている場合ではないと判明した。お酒を飲んですぐ赤くなる人はアルコールに弱いだけではなく、週に4杯以上飲むとアルコールが原因の高血症のリスクが高まるという。

「アルコール絡みの高血圧症であっても、心発作や脳卒中を引き起こす危険がある」と警告するのは、韓国の忠南大学校医学部のJong Sung Kim博士だ。そもそも飲酒により顔が赤くなるのは、アルコール感受性が高いとかアルコール不耐性などが原因とされ、治療も薬も必要ないと言われる。アルコールが肝臓で分解される際に発生する毒素“アセトアルデヒド”を、遺伝的にうまく分解できない人がいわゆる飲むとすぐ赤くなる人だ。

調査では年齢やBMI(肥満度指数)、運動習慣、喫煙歴などを考慮しても、飲酒により顔が赤くなる人は週に4杯以上アルコールを摂取すると、高血圧になるリスクが高まると判明した。一方お酒を飲んでも顔色が変わらない人の場合、リスクが高まるのは週に8杯以上飲んだ場合だそう。詳しい原因は不明だが、お酒で顔が赤くなる人の方がそうでない人に比べ、しきい値が低く(少ない数値で症状が出る)、リスクは高いという。同調査は1,763人の韓国人男性を対象に行われた。うち288人はお酒を飲まない人、527人は飲むと顔が赤くなる人、948人は飲んでも顔色が変わらない人だった。

自他共に認めるお酒に弱い人は、これからは高血圧のリスクも念頭に入れ、お酒はほどほどにした方が良いかもしれない。筆者もバッチリ該当してしまうので、これから年末にかけ酒が飲めるぞ~と思っていただけに、出鼻をくじかれてしまった。しかしネットでも「ワイン飲んでも紅茶飲んでもカレー食べても、暖かい部屋に入っただけで私の顔はいつも真っ赤になる!」「んな、バカな」と歯牙にもかけない人が多く、皆お酒を控えるつもりは毛頭なさそうだ。

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