医療費削減への近道⁈幸せな人ほど病院に通う回数も少ないとの米調査結果

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flickr_Rusty-2.-0

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よく「病は気から」と言うが、事実ハッピーな人は医者いらずであると判明した。米ミシガン大学のエリック・キム氏の調べで、人は幸せだと病院に通う回数が減ることがわかった。同氏によれば「生活満足度の高い人は健康で、社会活動にも積極的でサポートも充実しており、健康的な行動を心がけるために通院回数も少ない」とのこと。

また“健康だと生活満足度も高い”というのは事実だろうとも述べている。同氏らのチームは年配者6,329人を対象にその通院回数を調査した。 加齢に関する2006年~2010年のHealth and Retirement Studyのデータを元に、全米シニア層を代表する人々の心身の健康状態との因果関係を調べたという。被験者には「私の人生はほとんど理想に近いものだ」などといった文言に対し、“同意”か“反対”かを尋ね彼らの幸せ度を測った。

その結果、生活満足度が高い人々の通院回数は年に4.5回。これに対し生活満足度の低い人については、通院回数が年に6.3回と多くなる。ちなみに通院回数には、普段クリニックを訪れる回数に加え、緊急治療室に運ばれるなど緊急の場合も含まれている。今回の調査では幸せ度を6段階で評価したが、幸せ度が1段階上がるたびに、病院を訪ねる割合は11%減るという結果に。

今回の結果だけを見れば、メンタルヘルスと体の健康に相互作用があるのは明らかだし、実感として心と体はつながっていると感じている人も多いはず。故に同氏も「人々の心の満足度を高められれば体の健康増進につながり、ひいては医療費削減も夢ではない」と期待しているわけだが、如何せん“幸せになる”のが最も難しいとの声もあり、絶対に幸せになれる術があるなら教えてほしい。

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