バービー人形遊びは少女の将来の職業選択の幅を狭める⁈との米大学調査結果

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flickr_thepatrick

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日本でも多くの女の子が遊んでいるであろうバービー人形。アメリカではあまりの定番、人気ぶりのためか、何かと批判の矢面に立たされることもしばしばである。そしてまさに今、バービーは再び苦難の時を迎えている。今度はどんなイチャモンをつけられたのかと思ったら、「バービー人形で遊んでいると、大きくなった時キャリアの選択肢が制限される」というのだ。

そもそも「バービーは何にでもなれる!」をうたい文句にしたの商品であり、ドクター・バービー、ファッションモデル・バービー、エンジニアに建築家に宇宙飛行士等々華麗なる職歴を持っているバービー。最近では女性起業家バージョンも登場したとか。しかし米オレゴン州立大学のオーロラ・シャーマン女史らが行った調査によると、少女たちに夢を与えるどころか、バービー人形で遊ぶと将来選択できるであろう職業の幅を狭める結果になったという。

同女史は米太平洋岸北西地区に住む4歳~7歳の少女、37人を対象に調査を実施。少女たちには無作為に5分間、ドクター・バービーかファッションモデルのバービー、もしくはMrs. ポテトヘッドという人形で遊んでもらった。人形で遊んだ後、子どもたちには10の職業の写真を見てもらい、将来自分たちがもしくは男の子たちが就けると思う仕事は幾つあるか尋ねた。

その結果バービー人形で遊んでいた少女は、自分たちが就けるであろう職業の数が、男子が就けると思う仕事に比べて少なかった。一方Mrs. ポテトヘッドで遊んでいた子どもについては、女子が就けるであろう仕事の数も、男子が就けると思う仕事の数と変わらなかったという。バービー人形はそのチャーミングな顔と、完璧すぎるスタイル故に、少女たちに女性を物として見る感覚を植え付けると度々議論を巻き起こしてきた。同女史らの今回の調査結果からも、予てから囁かれ続けるそうした説を後押しし、女性の将来的な職業の可能性の幅を狭めるものと認識できるとか。

 「何にでもなれるバービーのはずが、少女たちはバービーにその可能性を見出してはいないのでは⁈」と同女史。これは被験者の性格ではなく、この様なタイプの人形が仕事への意欲の差を植え付けていると結論付けているが、被験者の数が少数であることもありちょっと強引⁈との感は否めない。

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