怒りダイエット⁈人は「モラルに反する!」と怒ると食欲が抑えられると判明:米大学調査

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怒ると心臓発作の危険を招くと先週お伝えしたばかりで恐縮だが、もろ刃の剣というべきか、怒りはダイエットには効果があるかもしれないという。米ペンシルベニア大学Cindy Chan氏らが道徳に関する実験を行ったところ、人はモラルに反する行為にムカつくと、食欲が減退することがわかった。

Chan氏いわく、“不道徳な行為に直面すると食べ物の摂取量が減る”のは、すなわち“後味が悪い”という心理学的な真理をついているとか。調査では法人の不正行為をニュースで知った人は、コーヒーの摂取量が減ったという。またフランス語を話せない105人の被験者(うち43名が女性)に、チョコレートミルクを飲みながらフランス映画を鑑賞してもらったが、内容は年輩の女性が若い男性と付き合うというもの。

言葉がわからず画面だけを観た被験者は、一方は母親と息子の近親相姦を連想し、もう一方は年の離れた男女のロマンスを想像していた。個人の想像力はさておき、特筆すべきは反道徳的な近親相姦を連想した人たちは、そうでない人に比べチョコレートミルクの摂取量が1/3少なかったこと。後者が147gだったのに対し前者は110gだったそうだ。

また117人の学生(うち74名が女性)に、水を飲みながらテストのカンニング及び車の窃盗の計画を練ってもらう実験でも、同氏らの予想どおり反道徳的な行為に憤る人は水の摂取量が大幅に減ったという。言うまでもないが、痩せたいからといってわざわざ憤る必要はない。先週お伝えした研究結果も踏まえ、怒りが体に悪いことだけはわかった気がする。

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