「もう妊娠しないはず?」との誤解から中絶する35歳以上の女性急増中

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予期せぬ妊娠から中絶の道を選ぶのは若気の至り…とは限らないらしい。

「35歳過ぎると妊娠しづらい」との誤解が原因

望まない妊娠を専門に扱う英団体、British Pregnancy Advisory Service(BPAS)によると、「35過ぎたら体外授精でもしない限り妊娠しづらい」「もう避妊の必要はない」との誤解から、30代後半や40代の女性の間で、想定外の妊娠をしてしまうケースが増えているそうだ。

事実、英保健省の調べでは、他の年代では中絶件数は減っているのに、2001年と比べ30代前半で15%、35歳以降で6%増加している。

またBPAS が2011年から2013年の間に中絶した女性、156,751人を調べたところ、20代など若い世代の避妊率に比べ、30代、40代の避妊率が低いことも明らかに。

自身の生殖能力を過小評価

BPASの最高責任者Ann Furedi女史は「近年仕事に夢中で妊娠、出産の適齢期を過ぎた女性たちが、こぞって体外受精に臨むニュースばかりが取り沙汰され、同年代の女性たちが自身の生殖能力を過小評価しているのが原因」と分析する。

加齢と共に妊娠率は確かに落ちるが、35歳を境になくなるわけではないとして、「正しい知識を持って家族計画を立ててほしい」と同女史。

望まぬ妊娠を避けるには、閉経まで避妊を続けるしかない-これに限るという。

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