不妊だけじゃない!精子に異常のある人は早死のリスク高まる

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精子の異常は男性不妊のみならず、寿命まで左右することがあるらしい。

精子に複数異常のある人は死亡率が2倍に

米スタンフォード大学のマイケル・アイゼンバーグ准教授らは、1994年~ 2011年の間に1度ないし2度、不妊検査を受けた20歳~50歳の男性11,935人を調査した。

その結果、精子の異常が2、3認められた人は、精子に異常がない人に比べ、8年間の調査期間中に死亡する確率が2倍にのぼったという。

死亡率を倍にまで引き上げる要因としては、通常喫煙や糖尿病があるが、「男性不妊もこれに匹敵するようだ」と准教授。

ちなみに精液異常が1つであれば、寿命を脅かすようなことはないそうだ。しかし異常が多ければ多い程死亡率も高くなる。

健康的な生活を送っているにもかかわらず…

追跡調査の間、被験者のうち69人が死亡。数は大したことないかもしれないが、いかんせん被験者の平均年齢は36歳と若い。

男性不妊と告げられる人は、社会的ステータスも平均以上の場合が多く、食生活も教育レベルも、健康への関心も高い。ましてや不妊に悩む人は「子どもが欲しい」と願い、普段より健康に気を付けているはずなのに…と准教授も懸念を示している。

精子に複数異常があるとなぜ死亡率が高まるのか?准教授らは原因究明に努めたいとしている。

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