【教育ママ涙目】「賢い人々の親は大抵ダメ人間?」と英判事

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「この親にしてこの子あり」とか「親が親なら子も子」というように、良くも悪くも親子は似ている。

しかしこの世の習いに異を唱える英高等法院の首席判事の言葉が今、注目を集めている。

親の学習障害は子育ての妨げにはならない

ジャスティス・パーカー判事は、ある親子の養子縁組の裁判で、母親の学習障害がやり玉に挙げられた際、「賢い人々の親は大抵ひどいものだ」と一蹴した。

また「自身が学業で失敗したからこそ、子どもには素晴らしい教育をと願うもの」とも。

英ブリストル大学が2006年に行った調査で、ソーシャルワーカーは親が学習障害だとネガティブな偏見を持ち、時に確かな理由もないのに親子を引き離すケースもあったとか。

最高の教育が最高の親を生む…とは限らず

しかし判事自身、この母親とのヒアリングを重ねるうちに、最高の教育で最高の親が生まれるわけではないと確信したという。

賢い人々を世に送り出したダメな親たちの中には、子どもを温かく見守り、素晴らしい子育てを成し遂げた人も多いとして、「どこを探しても完璧な親などいない」と、日頃自身のダメっぷりを嘆く親たちに勇気を与えた。

ちなみに裁判では、結局赤ちゃんは養子に引き取られることに決まった。原因は母親の学習障害ではなく、子どもに名前を付けることすら拒否した父親による悪影響を憂慮したため。当然同じダメっぷりにも、許せるものとそうでないものがあるようだ。

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