「スマートテレビはハッキングされやすい」と米専門家が警告

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flickr_Keith Williamson

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これまでのテレビ機能に加えて、パソコンやインターネットの役割も兼ね備えたスマートテレビ。便利で楽しみが増える一方、そのせいでハッキングされる危険性があるという。

個人情報ダダ漏れの恐れあり

米コロンビア大学Network Security LabのYossi Oren、Angelos Keromytis両氏によると、通称「赤ボタン攻撃」と言われるハッキングで、様々なコンテンツにアクセスできる、リモコンの赤いボタンにちなんで名付けられたものだそうだ。

「250ドル程のアンテナを取り付ければ、お宅のテレビをハッキングすることができる」と両氏は警告している。

知らない間に自宅のテレビからアカウントなどを含む個人情報がダダ漏れする危険もあり、しかもハッキングは主がテレビを見ているわずか12分の間で可能だという。

脆弱性が仇に

ハイブリッド放送ブロードバンドTV(HbbTV)はウェブサーバーを経由しないなど、脆弱性につけ込まれた形で、ハッカーは屋根の上に増幅器(アンプ)さえ取り付ければ、周囲1.4キロ圏内を網羅できるとか。

しかも足跡を残すことなくハッキングが可能とか。

もしハッキングされれば、知らない間にフェイスブックで、誰かがあなたになり代わってコメントしていたり、どこかのHPにあなたの名前で見覚えのない感想が掲載されていたりなんてことも…。

対策としては、テレビからのインターネットへのアクセスを一切断つか、アプリを開く際に確認画面が立ち上がるようにしておくかしかない。

もしくは放送局がハッキングを察知する仕組みを構築するか、テレビとインターネットのスムーズな接続を目指すメーカーに、方向転換を迫る他ないそうだ。

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