実は抜いてもOK?必ずしも「朝食」を食べなくてもいい5つの理由

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flickr_L.Cheryl

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健康のためにもダイエットのためにも、「朝食を欠かしてはならない」といわれる。

食育の観点からも朝食の重要性が指摘されて久しいが、最近の研究では、みんなが思っているほど朝食は私たちの体に影響しないことが明らかになっている。

そこで朝食にまつわる5つの常識に迫り、「朝ごはんは食べなきゃいけないの?」「食べなくても良いの?」「どっちなの?」といった疑問にお答えしたい。

1.朝食が一番大事?

「1日の食事の中で朝食が一番大事」と親をはじめ多くの大人たちから口酸っぱくいわれ、起き抜けに朝食を詰め込んできた人も多いのでは?

朝食を食べると最も健康的に体を満たすことができ、昼食までその満足感は続くという。朝食を抜くと、ランチでの満足感は確かに増すが、健康的とはいえないとか。

しかしその一方、朝食をきちんと食べた人と、食べなかった人の健康状態を比較した結果、大きな違いはなかったとの調査結果もある。つまり食べるか食べないかではなく、「何を食べるか」の方がより重要とのこと。

2.朝ご飯を食べた方が頭が働く?

「朝食を食べると脳が活性化する」「朝ご飯を食べないと頭が働かない」と信じてやまない人々がいるが、実は事実無根だとか。

但し年齢に関係なく、人は空腹ではないときの方が優れた認知機能を発揮することもわかっている。

つまり朝お腹がすいていれば、朝食を食べた方が頭は働くが、空腹でなければ無理に朝ご飯を詰め込んでも、脳の回転には無関係だという。

3.朝食を食べると空腹感が抑えられる?

朝ご飯を食べないと、後々ドカ食いしてしまう…そう思われがちだが、米コーネル大学が最近行った調査で、確かに朝ご飯を抜くと空腹感は増したが、その後1日を通じて余計なカロリーを摂取することはなかったという。

4.痩せたいなら朝食を摂るべき?

朝食をしっかり食べると、1日を通じて食欲を抑えらえるとか、ダイエットするなら朝ご飯を食べた方が良いといわれる。

しかし米バンダービルト大学が行った調査では、朝食を食べる、食べないは減量には影響しないことがわかった。

5.朝ご飯を食べると代謝が上がる?

 朝ご飯を食べた方が代謝、特に安静代謝率がアップすると信じられている。代謝が上がれば効率的にカロリーを燃やせる気がするが、残念ながら確かな証拠はないそうだ。

いずれにせよ、「朝食は大事!」だというから無理やり食べるのではなく、自分の体が発する声や食欲に従った方が良さそうだ。

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