【これは意外】痩せすぎの人ほど認知症になりやすいことが明らかに

Text by

  • 3
123RF

123RF

若い頃にはなかったお腹まわりのお肉が気になり出し、「メタボ」などという言葉に敏感になり始めるのは、30代半ばか40過ぎか?

中年と呼ばれるようになり、切実に「痩せなければ」と思う人も多いかもしれないが、頭のことを考えたらポッチャリくらいでちょうど良い可能性が出てきた。

痩せすぎの中年は認知症のリスク増

というのも、英ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院のStuart Pocock教授らの調べで、中年のとき痩せすぎている人ほど将来認知症になるリスクが高いことがわかった。

同教授は一般診療で得た20年分のデータを検証。1,958,191人の55歳以上を(平均BMI値26.5)を対象に調査を実施。一般的にBMIは18.5~24.99が健康的とされるが、同調査では20以下を「痩せすぎ」と定義し、25以上を「太りすぎ」とした。

9年間の追跡調査期間中、45,507人が認知症と診断されたが、健康的とされる体重の人に比べ、痩せすぎている中年はアルツハイマーを含めた認知症のリスクが34%アップ。それに比べ太りすぎの人は、健康的な人に比べてもリスクは3割減だったという。

太りすぎの人は最大でリスク4割減

 今回の調査結果は、これまでの「BMIが高い人の方が認知症になりやすい」という通説に異を唱えることに。

それどころかBMI値が高くなればなるほど、認知症のリスクは減少し、最も肥満度の高い人は健康的な人に比べ、同リスクが4割少ないという結果に。

理由としては、食生活や運動、体の弱さ、遺伝的な要因などに加え、体重の増減も同リスクに一部関係しているとみられるものの詳細は不明。更なる調査研究が必要だという。

Posted: |Updated:

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking