優秀な人ほど仕事に集中できないことが明らかに:調査結果

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仕事中、あっちにフラフラ、こっちにフラフラしがちな人は、上司から「目の前のものに集中しなさい!」と注意されることも多いのではないか。

しかし、そんな一見集中力のなさそうな人ほど、実は知的で優秀である可能性が高いという。

優秀だからこそ集中できない

というのも、日常的に仕事に対する集中力がない人の方が、知能が優れていることが、オフィス器具を扱うSteelcaseが行った、17か国10,000人を対象にした調査で明らかに。

調査対象者の約半数が「会社でしばしば仕事に集中できなくなる」と回答。また「3分に1度は気が散っている」とも。

様々なデジタル機器に囲まれた環境がこれに拍車をかけ、彼らは1日に200回もスマートフォンをチェックし、パソコン上では平均8つのタブを開きながら仕事をしているのが現状のようだ。

脳内ではアイデアが次々に溢れ出る

ただでさえ気が散る要素が多い中、頭が良い人ほど、脳内で次々にアイデアが生まてくるため、1つのことに集中しずらいのではないかとみられている。

精神科医のNed Hallowell博士によると、賢い人ほど、溢れ出るアイデアの中から、どれを選ぶべきか優先順位を決められず、それ故に仕事ができないと思われてしまうという。

また、頭脳明晰であるほど、本人はもとより上司の期待に応えられないことが往々にしてある、とも。

調査を行ったSteelcase社の副社長Bostjan Ljubic氏は、「優秀な人材であっても、マルチタスクや注意を散らす物事にはあがらいがたい。この様な状況下では、脳へのストレスと負担は増えるばかりで、ますます仕事に身が入らなくなるだろう」と述べている。

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