世の中捨てたモンじゃない…ある泥棒から届いた誠意ある詫び状が話題に

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Facebook/Sweet Afton Bar & Kitchen

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物を盗んだのに、なぜか人々の心をホッコリとさせている、奇妙な“泥棒”をご紹介したい。

昨年来、北アイルランドのベルファストにある、Sweet Afton Bar & Kitchenというバーで窃盗事件が相次いだ。

最初の事件発生

最初の事件について、同店はフェイスブックでこう言及している。

こちらがその投稿▼

MISSING…. Cecil and Cedric have been separated Poor Cedric was taken from his home on 28/11/15Cecil is desperate…

Posted by Sweet Afton – Bar & Kitchen on 2015年11月30日

「行方不明」と銘打たれた投稿によると、昨年11月28日、店に飾ってあった犬の置物が何者かによって盗まれたとのこと。

残されたセシル

「セシル」と「セドリック」というペアの犬の置物で、「1人残されたセシルはご覧のとおり淋しそう」とある。

「セドリックが無事戻ることをセシルも心底願っている」と、盗まれたセドリックの特徴をあげ、情報提供を呼び掛けている。

しかし、何週間経っても何の手がかりも得られなかったそうだ。

新たな相棒を購入

Mashableが伝えるところによると、残されたセシルを不憫に思った店の人は、セドリックに似た、同じく磁器製のワンコ「フレデリック」を購入したそう。

しかし同店の受難はこれだけでは終わらなかった。

今度はセシルが盗難の被害に

先週末、今度はセシルが盗まれてしまったのだ。

「セシルの姿がないことに気付いたときの悲しみと言ったら…」と、店の人は振り返る。

しかし世の中捨てたものではない。セシルはすぐに戻ってきた。

詫び状と共に戻ってきたセシル

再び捜索を開始するより早く、店の前に丁寧な詫び状と一緒にセシルが返却されていたという。

添えられた詫び状がこちら▼

Facebook/Sweet Afton Bar & Kitchen

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手紙の内容はおよそ以下のとおり。

「私は週末こちらの店で、そのくつろいだ雰囲気もあり飲み過ぎてしまいました。酔っぱらった私の目に飛び込んできたのは、可愛らしい犬の置物。酔っていたこともあり、あろうことか無断で頂戴してきてしまいました。酔いが覚め、置物は元あった場所に返すべきだと思い、ここにお返しいたします。本当に申し訳ありませんでした。もう2度とこのようなことはしないとお約束します。そして今後は飲み過ぎないよう気を付けます。せめてものお詫びに卵型のチョコレートもどうぞ」

こうしてセシルは無事に戻り、フレデリックとくだんの詫び状、お詫びの品と共に、店の一角に飾られている。

Facebook/Sweet Afton Bar & Kitchen

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一連の事件は複数の海外メディアでも取り上げられ、「めでたしめでたし」「もう盗まれませんように」「良かったですね」といった安堵の声があがっている。

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