中国の動物園で自撮りのため抱っこされ、おみやげ用に羽をむしられたクジャク2羽が死亡

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flickr_Madison Berndt

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自撮り写真を撮ろうと押し寄せた人々によって、イルカの赤ちゃんが命を落としたというニュースが物議をかもしているが、これに類する事故が中国の動物園でも発生した。

Global Timesが伝えるところによると、中国・昆明市にある云南野生动物园(Yunnan Wild Animal Park)は、自撮り写真を撮ろうとした中国人観光客に抱かれた、2羽のクジャクが死亡したと発表した。

強く抱き、羽むしり取る

飼育員の話によると、観光客は大挙して押し寄せ、あろうことかみやげ用にと、クジャクの羽をむしり取っていたとか。

クジャクは明らかに脅えており、飼育員も客に注意を促したが目を離した隙に、その様な暴挙に出る客が後を絶たないという。

恐怖のためショック死

観光客の心ない行為により、うち1羽は今月12日その場で死亡、もう1羽の死亡原因も現在調査中だが、こちらも写真撮影のため強く抱かれたことによるショック死とみられている。

それまでクジャクの健康状態に問題はなく、この様な事態は開園以来の悲劇だという。

地元で動物病院を営むリ・レイ獣医師の話では、「鳥は恐怖を感じるとそのストレスで死亡することもある」そうで、同園では今後の対応に苦慮している。

非難の声が殺到

今回の悲劇には多くの人が胸を痛め、ツイッターでも「動物の命と引き換えにしてまで、写真を撮る必要があるの?」「嫌な流れだ。人々の頭がイカレ始めている」「動物を守るために園を閉鎖するしかなくなる」「飼育員はその客を捕まえてセルフィーを撮るべきだ」といった怒りのツイートが相次いでる。

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