【エジプト】4歳の男の子が殺人の罪で終身刑に!裁判所が「人違い」認める

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エジプトで下された、ある裁判結果が集中砲火を浴びている。

2014年にイスラム組織が起こした暴動に関する裁判において、当時まだ赤ん坊だった男の子が4人を殺害した罪で終身刑となったのだ。

4歳の男の子に終身刑

CNNが伝えるところによると、先週軍事法廷で115人の被告に有罪判決が下り、終身刑が確定。

この被告人の中に、現在4歳で、暴動当時はまだ赤ん坊だったAhmed Mansour Qorany Sharara君が含まれていたのだ。

父親がテレビで無実訴える

驚いたAhmed君の父、Mansour Qorany Sharara氏は地元テレビ局の番組に緊急出演し、「息子を私たちから引き離さないで」と涙ながらに訴えた。

そのときの様子を伝えるツイートがこちら▼

番組の間、当のAhmed君は父の腕に抱かれ終始眠ったままで、誰がどう見ても常軌を逸した判決であるのは明らかだと、人々の怒りが高まった。

裁判所が「人違い」認める

厳しい世論を受け、後日、軍事裁判所広報が「今回の判決は人違いだった」と声明を出した。

Ahmed君とよく似た名前の、Ahmed Mansour Qurani Shararaという16歳の少年に対する判決であったと、BBCは伝えている。

以前父親が拘留されていた

とんだとばっちりを食ったAhmed君だが、彼とその家族の受難は、実は今回が初めてではなかった。

Ahmed君の父親の話では、2014年の暴動の後、警察がAhmed君を逮捕するために自宅にやって来たそうだ。そのとき本人が赤ちゃんだとわかると、かわりに父Sharara氏を連行し、4か月間拘留したという。

司法当局のずさんな対応については、多くの海外メディアでも報じられ、「人違いだと気付くのに2年もかかったのか?」「赤ちゃんを疑ってかわりに父親を拘留し、結局間違いでしたって…何もかもがおかしい」「宇宙級のバカ」といった非難の声が続出している。

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