「祖国を忘れない」シリア人アーティストが難民キャンプで描く壁画がステキ

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Twitter/Za'atari-Camp

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依然解決の糸口さえ見つからないように見えるシリア国内での内戦、及びそれに伴う難民問題。

隣国ヨルダンにあるザータリ難民キャンプには、現在約8万人のシリア人難民が暮らしている。

荒涼とした砂漠の風景

草木も生えない砂漠地帯にあるこの難民キャンプでは、荒涼とした風景が広がる中、人々は数年に及ぶ難民生活を余儀なくされている。

キャンプの様子はこんな感じだ▼

Twitter/The UN Times

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鮮やかな壁画が目につくように

しかし昨年来、キャンプ内の所々に色鮮やかな壁画が描かれるようになり、人々の目を楽しませている。

砂漠に映える壁画▼

「ザータリの砂漠の風景が色彩豊かに。シリア人アーティストたちが才能を開花させている」とある。

難民アーティストが描く祖国シリア

Mashableが伝えるところによると、同キャンプで働く国連難民高等弁務官事務所のNasser Touaibia氏が発起人となり、「砂漠に希望の光と色を与えたい」と、難民アーティストらに絵を描くスペースを与えているという。

その活動は広がりを見せ、アーティストたちは思い思いの作品を披露。

「難民の平穏を保つのが我々の仕事だが、 ここザータリでは独自の方法を用いている」と同氏はツイート。

「シリア難民のアーティストがザータリを色鮮やかに。数か月のうちに辺りはキャンバスへと変わるでしょう」

Touaibia氏は、「アートの才能を磨くにはスペースが限られているが、彼らの気分転換と作品披露の場になれば」と述べている。

同プロジェクトにはMohamed Jokhadar氏を筆頭に、16名のアーティストが名を連ねる。

Jokhadar氏によると、それぞれの場所で基本となる色やテーマが決まっており、例えばシリアの歴史や教育、海に関する壁画を描いているそう。

また絵を描かせてもらう家の人のリクエストに応えることも。その場合、祖国シリアでの思い出の木や花を希望する人が多いという。

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