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35歳以降に出産した女性は年をとってからも頭が冴えているとの調査結果

flickr_rahego

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「子どもは若いうちに産んだ方が良い」と言われる一方で、女性が子どもを産む年齢は上がり続けている。

そんな中、ある程度年齢を重ねてから出産する女性にとって、朗報が届いたのでお伝えしよう。

出産年齢が閉経期の「脳」に影響

35歳以降に子どもを産んだ女性は、それ以前に出産を終えた人に比べ、中年期以降の記憶力が良いという。

米南カリフォルニア大学のRoksana Karim博士率いるチームは、830人の中年女性を対象に、最後に子どもを産んだ年齢と、現在の知力の関係について調査を行った。

調査対象である、閉経期の女性たちの妊娠時期を確認した上で、リーディングや単語の記憶テスト、気を散らされる前に聞いた話をどれだけ覚えているかなどを調べた。

遅めに出産した方が記憶力アップ

その結果、家族形成を始めたのが遅めだった人、最後のお産が遅かったという人も、年をとってからの記憶力の低下を防ぐ効果が認められた。

妊娠するとホルモンが急激に上昇し、これが脳の化学的性質や機能に影響するのがその理由とされる。

妊娠、出産に伴う脳の変化は長く続き、尚且つ出産から年月が経っていない人の方がその傾向が顕著だったそうだ。

同博士は、「出産は35歳になるまで待てと言っているわけでは決してないが、遅い年齢での妊娠出産による、脳へのプラスの効果は確かにあることが新たに判明した」と述べている。

女性ホルモンの影響

調査では、24歳以降に第1子を出産した女性は、それ以前に初めての子どもを産んだ人に比べ、問題解決能力及び、論理的思考能力に優れていた。

また、最後の出産が35歳を過ぎていた女性は、認知力や記憶力に優れ、子どもが1人の女性に比べ、2人いる人の方が脳にはプラスであることも明らかに。

今回の調査結果を受け、脳の機能的な変化は、生殖経験により誘発され、特に記憶能力と学習能力の向上に及ぼす影響は、生涯続くものと結論付けられた。

10年以上経口避妊薬を服用している場合も、言語能力や問題解決能力を向上させることが明らとなり、ピルにも含まれる女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロンが、記憶力や認知能力に長きにわたって影響すると考えられるという。

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