14歳が米政府に提言、エコなフォントで4億ドル節約しよう!

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足成

足成

社内用の会議書類を印刷するときは両面白黒印刷で――エコ意識が徹底しているようだが、まだ見逃している点が1つある。それは「インクの量」だ。

米ペンシルベニア州のSuvir Mirchandani君が、文書のフォントを変えれば大幅にコストを節約できるという研究結果を発表したと、CNNのニュースが報じた。彼はまだ14歳の中学生だ。

最もエコなフォントは「Garamond」

中学校の科学プロジェクトで環境保護を研究していく際、「インクの価格はシャネルの香水よりも高い」と問題意識を持ったSuvir君は、インク代の削減をテーマに選んだ。

ちなみにシャネルNo.5の1オンス当たりの価格は38ドルだが、Hewlett-Packard のプリンター用インクは75ドルもする。

Suvir君は学校のプリントで頻繁に使用される5文字(e・t・a・o・r)に着目し、Garamond・Times New Roman・Century Gothic・Comic Sansの書体ごとに用いられるインク量を調べた。

その結果、Garamondを使用することによって、学区全体のインク消費量が約24%減少し、年間約2万1000ドルものインク代を節約できることが判明した。

国家全体で約3億7000万ドルの節約に

仮に米連邦政府がGaramondを使用すれば、インク代総額の約3割に相当する年間約1億3600万ドルを、州政府も追随すればさらに約2億3400万ドルを節約でき、合計で約3億7000万ドルに上るというから驚きだ。

日本語には使えないけれども……

Garamondは日本語に使用することはできないが、Garamondのアルファベットや数字と明朝体の日本語を組み合わせても違和感は無く、むしろ全体の収まりが良く映る。

エコはもちろんのこと、見栄えの点からしてもオススメのフォントだ。

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