「東日本大震災の恩返しを」。セルビア大洪水への支援求める声

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YouTube / hanada kan

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東日本大震災時、国民の平均月収が約4万円でありながら、震災後の7カ月間で世界で5番目、ヨーロッパでは1番多くの義援金を送ってくれた国をご存じだろうか。

バルカン半島中西部に位置するセルビア共和国。同国は親日国として知られており、首都ベオグラードを走る「DONATION FROM PEOPLE OF JAPAN」と車体に書かれたバスは、「ヤパナッツ(”日本人”の意味)」の呼称で市民に親しまれているという。

そんなセルビアが、今、国家的な危機にひんしている。

大洪水発生、「流された」地雷

2014年5月中旬、バルカン半島で100年に1度と言われる集中豪雨が発生、セルビアは大洪水に襲われた。2014年5月20日付のCNN.comの記事によると、同日までに26人の死亡が確認され、約2万4000人が避難生活を余儀なくされているとのことだ。

また、1990年代のユーゴスラビア紛争時代に埋められた地雷が洪水で流され、人々はさらに不安を募らせているという。

洪水による経済損失は、総額数十億ユーロ(約数千億円)に上る可能性もあると言われている。

「今こそ恩返しを」。高まる支援の機運

在日セルビア共和国大使館は、同館Webサイトに募金を受け付けるページを開設。ネット上では「震災時の恩返しを」と、支援を呼び掛ける声が広がっている。

寄付の方法としては、大使館への直接持ち込み、現金書留、口座振込の他にも、「Yahoo! JAPAN 基金」PayPalを利用することもできる。

 

日本からの直線距離約9000キロメートル。飛行機の直行便は無く、ウィーンやパリなどを乗り継いで到着までに約15時間から20時間を要する、遠く離れた国、セルビア。

それでも、私たちは想いに形を与えて届けることができる。あの日、彼らが私たちに届けてくれたのと同じように。いたわりと励ましを載せて。

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