官邸ドローン事件の容疑者、ブログで犯行声明も気づかれず

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ゲリラブログ参スクリーンショット

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首相官邸の屋上に小型無人飛行機ドローンが墜落していた事件で、警察に出頭した山本泰雄容疑者が威力業務妨害の容疑で逮捕された。

この事件には政治目的なら何らかの犯行声明があるはず、それがないのはどうしたことかと訝しむ声もあった。だが事は単純で、どうやらネットに犯行声明を載せたが、誰にも気づいてもらえなかったようだ。

官邸サンタを名乗る人物がブログ『ゲリラブログ参』にて、「官邸ドローン事件」の経緯を細かく報告しており、山本容疑者によるものではないかと注目されている。

計画実行は9日も2週間気づいてもらえず

12日に更新された『第2の矢』という記事の中で、官邸サンタは7日に福井県小浜市を出発。8日未明に官邸へ向けドローンを飛ばそうとするも、警官の巡回や悪天候のため断念したとある。

翌日また同じ時間に官邸へ出向き、今度は意を決して飛ばしたが電波状態が悪く、暗闇の中で機体をロスト。計画は失敗したと報告された。

ようやく発見してもらえ「遅せーよ職員!」

22日に『グリフォン発見』のタイトルでブログを更新した官邸サンタ。報道でドローンが発見されたことを知り、「遅せーよ職員!てゆーか警備員じゃないのか・・・2週間放置て・・・」などと書き込んでいる。

当初は12日に行われる統一地方選挙への揺さぶりとして仕掛けた計画だったが、発見が遅れたため本来の意図通りには進まなかった。

そのため「選挙終わったから自首してもなぁ・・・」という記述も見られる。

昨年7月に仕事を辞め単独で活動開始

ブログを遡ると最初の更新は2014年の7月。『リタイア』と題された記事には「会社を辞める勇気<何もせずに死んでいく恐怖」と綴られている。

40を目前に退職し、度々発言を引用するチェ・ゲバラなどの活動家に自身を重ね、引き返せないところまで進んで行く様は克明な犯行記録か。

計画がまったく思うようにいかず、ようやく発見してもらえ嬉々として出頭した姿に、ネットでは哀れを感じる声もせられている。

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