やはりFacebookの新機能は「Dislike!」ではなかった

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Facebook/Mark Zuckerberg

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Facebook社のCEOマーク・ザッカーバーグが、同社の運営するSNS『Facebook』に、従来あった「Like!」ボタンのほか「Dislike!(よくないね!)」ボタンを追加すると伝えられてから約1ヶ月。その全貌がついに明らかとなった。

ザッカーバーグは自身のFacebook上で、顔文字によって感情を共有する機能「Reactions」のリリースを発表した。

Today we’re launching a test of Reactions — a more expressive Like button. The Like button has been a part of…

Posted by Mark Zuckerberg on 2015年10月8日

「Like!」が押しづらい話題にも共感を示す方法

今回の更新でFacebookには従来あった「Like!」のほか楽しい、驚き、悲しみといった数種類の顔文字アイコンが追加される。

Facebook/Mark Zuckerberg

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これにより「いいね!」とは言いづらい話題に対しても、共感や参加、慰めの感情を表すことができる。

単純な嫌いを表現する機能にはしたくなかった

Facebookの作っているものが単純に「Like!」を裏返した機能であるかのような報道について、私は以前『Facebookが作っているのは「Dislike(よくないね!)」ボタンではない』と書いたことがある。

その中で「人々はダウンをつける機能がほしいわけじゃないはずだ」と、ザッカーバーグが話したのを紹介した。この部分に「本当にそうだろうか。ネットユーザーはそういうのが欲しいんじゃないの?」とする読者の反応があった。

ここは私の言葉足らずだった。実際にザッカーバーグが話している様子を見れば、どういったニュアンスで発された言葉か分かる。彼は聴衆に笑いかけながら言葉を発し、聴衆も微かな笑いで返した。

ザッカーバーグも本気でネットユーザーがダウン機能を欲してないと信じているわけではなく、そうした誰かを貶める目的が強い、単純な「Dislike!(嫌い)」をぶつける機能は不毛であり、場が荒れるだけだから期待してくれるなと言外に同意を求めたのだった。

「Reactions」は最初にアイルランドとスペインでテスト公開される。利用者からフィードバックをもらいながら改善し、近く全利用者向けに公開したいとした。

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