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岩沼係長に年賀状を送ろう!ぼっちでも優しい返事が届くぞ

年賀状を差し出す岩沼係長

年賀状を差し出す岩沼係長

2017年も、もうすぐ。年賀状を書き進める人も少なくないだろう。

一方、近年の新年のあいさつはSNSへの投稿が主で「あけおめメール」すら見なくなってきた。

「年賀状なんて面倒くさい」。そんな方こそ、今年は「岩沼係長」に送ってはどうだろうか。

必ず届く優しい返事に、手紙のぬくもりを思い出すかもしれない。

岩沼係長1-2

岩沼係長の近影

宮城県岩沼市のサラリーマン

宮城県南部、太平洋に接し、仙台空港がある岩沼市。

同じ名前の岩沼係長は、市内の工業団地で作業服と安全靴を身に付けて働くサラリーマンだ。

七三分けで黒ぶちメガネ、作業着の襟元からのぞくネクタイに真面目さが表れている。

趣味は寺社仏閣巡りで、白菜鍋とトンカツと愛する。

岩沼市の位置 出典元:白地図専門店

岩沼市の位置 出典元:白地図専門店

係長と関わりが深い岩沼市商工観光課は、人物像を次のように語る。

「岩沼市は特徴的な観光スポットや特産品は少ないけれど、地道にコツコツ歩み続ける街。

平凡で実直な中間管理職である岩沼係長は、岩沼を擬人化したようなおじさんです」

「親しみやすく」地元で大好評

平凡な会社員だった岩沼係長だが、今年4月、地元の産業を支える働き者の象徴として市のマスコットキャラクターに選ばれた。

応募数475通。キラキラした華のあるライバルの中から、「親しみやすさ」と「岩沼らしさ」が決め手となったとか。

岩沼係長5-2

イベント会場でテンションを高める岩沼係長

マスコット就任後、どこにでもいそうな姿はすぐに評判となり、学校へ、イベントへと引っ張りだこ。

地域を見守る「お父さん」として、岩沼市のファンを増やすために奮闘している。

宮城県の地元紙・河北新報によると、その人気ぶりは、係長グッズを製造する地元の障害者地域就労支援センターに破格の特需をもたらしたほどだという。

年賀状お待ちしています。

岩沼係長にとって、慌ただしく過ぎた2016年。

市のマスコットとして初めてのお正月を迎えるに当たり、年賀状を受け付けることにした。

係長を支える市商工観光課は「市内へのプロモーションを念頭に、より知名度アップにつなげたい」と語る。

イベントで子供たちと触れ合う岩沼係長

イベントで子供たちと触れ合う岩沼係長

「必ずお返事します」と意気込み、公式サイトで年賀状を呼び掛ける。

「新年のごあいさつだけでなく、応援・励ましのメッセージや今後の活動への期待、新年の夢などを自由に書いてお送りください」

同課によると、「何通届くか分かりませんが、係長はなるべく手書きで返事をするつもりです。プレゼントは、小さいお子さんから届くことを想定して選ぶそうです」とのこと。

宛先は「〒989-2480 岩沼市役所内 岩沼係長」だ。

抽選でもらえるプレゼントも用意し、短い首を長くして年明けを待っている。

宮城県岩沼市のゆるキャラ「岩沼係長」

年賀状を差し出す「岩沼係長」

なお、返事やプレゼントをちゃんと届けるため、郵便番号、住所、氏名の明記をお願いしている。

また、市役所の窓口ではなく、12月15日(木)~31日(土)の間に必ずポストに投函してほしいという。

全国のゆるキャラも年賀状を出せます

実は、岩沼係長に限らず、全国でも年賀状を出せるゆるキャラやマスコットキャラクターは少なくない。

2016年の事例として、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」や熊本県の「くまモン」など有名なキャラクターたちも受け付けていた。

手書きだったり特製絵柄だったりと工夫を凝らした返事が届くようだ。

ただし、全員に返信しきれないキャラクターも少なくないので要確認だ。

岩沼係長4-2

イベント会場でポーズを決める岩沼係長

マスコットキャラクターとして、新たなサラリーマン人生を歩み始めた岩沼係長。

間近に迫った2017年、彼の元にはどんな年賀状が届くのだろうか。

年賀状の受付は、あす15日(木)から。

※画像はすべて岩沼市の許可を得て掲載しています。

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