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1月3日は“忍者雲”が邪魔?しぶんぎ座流星群、今冬は好条件も…

ウェザーニューズプレスリリース

ウェザーニューズプレスリリース

毎年、お正月の時期に見られることで知られる「しぶんぎ(四分儀)座流星群」。

2017年は、出現のピークが1月3日(火)深夜と予想されている。

気象情報会社・ウェザーニューズが当日の天気について、12月27日までに予報を発表した。

国立天文台公式サイト

しぶんぎ流星群の観測位置について 国立天文台公式サイト

ピークの時間帯が夜のため、例年に比べ観察しやすいという今回。

観測を左右するのは「忍者雲」だ。

太平洋側は観察に好条件

同社や国立天文台公式サイトによると、しぶんぎ座流星群は、動きが活発になる期間が数時間ほどと短く、流星の出現数も年によって変化するのが特徴。

今冬は1月3日23時ごろから徐々に見え始め、4日未明2~3時間ほどが見ごろ。予想される流星数は1時間あたり最大35個程度という。

当日は冬型の気圧配置で太平洋側は晴天が予想されており、観察に適した条件が整うという。

なお、日本海側では雪や雨の予想で、難しいとしている。

ウェザーニューズプレスリリース

ウェザーニューズプレスリリース

関東の冬、神出鬼没な雲

「忍者雲」は、関東地方や静岡・伊豆地方の冬場にとつぜん現れる雲のこと。

ウェザーニューズ社によると、気象庁の正式名称ではなく、予測が難しい雲を忍者にたとえた業界内の通称という。

忍者雲は、冬季に中部山岳(岐阜・長野の間)に北西風がぶつかって分かれると、川の流れが岩にぶつかる時のように、再び合流しようとして発生する。

風向きの角度など少しの違いで発生場所が変わってくるため、予測が難しいそうだ。

「冬の関東ではよくありますが、一般の方に認知された名称ではありません。

晴れの予報だったのに急に曇ったなという時は、だいたい忍者雲です。

予報する側にとっては神出鬼没の雲ということで、(観測は)運頼みになる部分があります」

(同社の広報担当者)

このほか東海西部、近畿、九州の各地域でも寒気の流れ込みに伴い、雲の隙間を狙う観測になるという。

同社は、公式サイトで全国7カ所からの生放送で中継する予定。

当日は早く寝たい人も多いだろうが、冬の澄んだ夜空を流れる星に新年の願いを唱えてみるのも悪くないはずだ。

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