世田谷区議が「世田谷ナンバーは不利益」と訴訟。「地元が嫌いなの?」と批判の嵐

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新しい「ご当地ナンバー」として11月17日から導入される自動車の世田谷ナンバーについて、世田谷区の田中優子区議ら反対派の区民が28日、区長と区に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

「品川ナンバーを使えなくなるのは不利益」と主張

訴訟の理由は「ブランド力のある品川ナンバーを使えなくなる不利益や、住居地を特定されることでプライバシーや平穏な生活が侵害される」というもの。

これについて、区議自ら、地元の世田谷より品川のナンバーのほうが「ブランド力がある」と主張していることに、「自分の区を貶める行為」と批判が持ち上がっている。

同区議はホームページで、政策について「世田谷ブランドを生かした魅力ある街づくり」と謳っているのだが…。

田中優子世田谷区議公式HP

 ご当地ナンバーとは、自動車のナンバープレートで地域振興をしようという自治体からの要望を受け、国土交通省が2006年度から全国で導入した制度だ。

逆効果でイメージダウン?

同じ日に導入される新ナンバーには「杉並」や「越谷」があるが、反対運動が起こっているのは世田谷だけだ。

世田谷区は、導入を申請する際に地元でアンケートを実施したが、反対派からは「設問や配布先が偏っている」という意見が出ている。

今回の騒動で「世田谷ナンバーは不利益」という言葉が世間に広がった。

地元のブランド力を高めるためのものであるはずのご当地ナンバーが、逆効果となってしまったわけだ。

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