バッテリー、タイヤ、燃料をチェック!JAFがまとめた車の雪道・低温対策

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jikotaisaku

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、年末年始を含むこの時期の車での外出時にチェックしておくべき3つのポイントをまとめた。

年末年始の救援出動はおよそ9.6秒に1件

1 バッテリーのチェック

昨年の年末年始期間(2013年12月28日~2014年1月5日)にJAFが出動した件数は、8万1245件にのぼる。これは約9.6秒に1件の割合だ。

その中で最も多い依頼は「バッテリー上がり」。気温が低いとバッテリー液の温度が下がり、バッテリーの能力も低下する。劣化の度合いは使用頻度などによって様々だが、バッテリーは消耗品と心得て、ガソリンスタンドやカーショップなどでチェックしてもらおう。

2 タイヤの滑り止め(タイヤチェーン、スタッドレスタイヤ)

降雪地域や山間部の道路では、チェーン規制などが実施される場合もある。また、出かけた先で思いがけず積雪や凍結に遭うことも予想される。そうした時に備えてタイヤチェーンやスタッドレスタイヤを準備しておくと安心だ。

スタッドレスタイヤを自分で交換する際は、ナットの締め忘れに注意しよう。またチェーン装着時にはゆるみなどにも気をつけて。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Ve7NJHd1tlg[/youtube] 

3 「燃料切れ」「燃料凍結」に注意

 まず、これは冬の時期に限らないが、高速道路を走るときには必ず燃料をチェックし、残り少ない場合は早めに給油すること。

また、軽油燃料の車では、冬場は凍結する危険性があるので注意が必要だ。比較的温暖な地域で販売されている軽油を入れたクルマをスキー場などに長時間駐車した時など、エンジンがかからなくなることがある。

これは軽油の流動性が失われて燃料が噴射できなくなることが理由。比較的温暖な地域で販売される軽油の規格(種類)には、凍結対策がなされていないためだという。

こうした軽油の凍結を防ぐには、出かけた先の寒冷地で給油するのが最も簡単な方法。また、ガソリンは凍結する心配はない。

路面の凍結や視界不良が事故原因

首相官邸の資料によると、降雪時、降雪後に起こる事故の原因として多いのは路面の凍結や視程障害(吹雪等による視界不良)によるもの。

路面の凍結について注意すべき点は以下のようなこと。

  • 踏み固められた雪   ドライバーから見ると白く見えるが、表面が凍って光沢ができ滑りやすい状態
  • アイスバーン  氷のようになって非常に滑りやすい路面のことで、ドライバーからは透明または黒く見える。前日の最高気温が0℃未満の場合できやすい
  • ブラックアイスバーン  ドライバーから見るとただの濡れたアスファルトのようだが、実は氷で覆われていて非常に滑る状態。これといって判断する方法がないため、低気温時に路面が黒く見えたら注意。特に、冷え込む夜間や朝方や日陰などが危険だそうだ。

また、凍結しやすい場所は…

  • 信号交差点  特に都市部の信号交差点付近は、車が発進や停止を繰り返すことによって、圧雪や凍結路面が摩擦熱で融けて、タイヤとの間に水滴ができるため、路面が非常に滑りやすくなることがある。
  • 橋梁(橋げた)  夜間、橋の下からも熱が奪われるので、路面の温度が低下しやすく、ほかの路面が凍っていなくても橋の上だけ凍結していることがある。
  • トンネルなどの出入り口  日陰になることが多く、局所的に路面が凍結している場合がある。なた周囲が雪などの場合には、トンネルの中と外での明るさが極端に違うために状況が見えにくくなる。突然の路面変化に注意。

このほか、局部的に日陰となる区間では長期にわたり雪が残っていたり、融雪水が流れ込みやすい箇所では局所的に路面が凍結したりする。

凍結路面では適切なギヤでアクセルを一定に

さらに首相官邸では雪道運転の凍結路面での運転のポイントを次のようにまとめている。

坂道走行
あらかじめ適切なギヤにシフトダウンし、アクセルを一定にしましょう。急ブレーキやシフトダウンは尻振りやスピンを招きます。
(下り坂はエンジンブレーキを効かせましょう)
カーブ走行
カーブの手前で十分に減速してから進入し、カーブ中は控えめな速度を一定に保って走行しましょう。
ブレーキング
急ブレーキをかけるとタイヤがロックしてグリップを失い止まれません。ブレーキは普段より手前からソフトにじわっと踏んで止めましょう。

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