「僕の人生を見て」生まれつきHIV陽性の男性がFacebookに家族写真を公開

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Andrew Pulsipher/Facebook

Andrew Pulsipher/Facebook

生まれた時からHIV陽性だった男性が、Facebookに家族写真を公開し、自分が陽性であることをカミングアウト。そこに記されたメッセージが多くの人の感動を呼んでいる。

両親は幼いころに亡くなり親戚のもとへ

34歳のアンドリュー・パルシファーさんは、生まれた時からHIVで陽性だった。父親は彼が4歳の時、母親は彼が8歳の時にHIVで亡くなった。

パルシファーさんは親戚のもとで育った。「僕はおじとおばをパパ、ママと呼び、いとこたちを兄弟姉妹と呼んでいる。だって僕にとってその通りの存在だから」と彼は言う。

結婚し3人の子どもの父親に

パルシファーさんは8歳の時から治療を始めた。Facebookの中でパルシファーさんは「僕は、HIV陽性の人の中では長く生きている方だと思う。薬が効いているのだろう」と語っている。

Hi my name is Andrew Pulsipher. I am HIV+ and have been since birth.Here are the facts about me:1. I am married to an…

Posted by Andrew Pulsipher on 2015年5月10日

「ネガティブな家族を持つってことは、最高にポジティブな人生だ」

そして今は「素晴らしい女性」と結婚して、5歳、3歳、1歳の子どももいる。家族写真でもわかるように、パルシファーさん以外は全員陰性だ。

「HIVへの偏見を変えたい」とカミングアウト

彼はこれまで自分がHIV陽性であることを、一部の親しい人以外には明かさなかったが、今回、Facebookで広くカミングアウトした。

この理由についてパルシファーさんはこう記している。

今やっと、自分や周囲の人に対して正直な気持ちになれた。長くかかったけど。HIVには偏見があるけれど、そんな風に考える必要はない。僕はそれを変えていきたい。HIVは治療できる病気で、普通の生活も送れる。僕がその証拠だ。だからみんなに知ってもらって「どうしてそんな病気になったの」ではなく「どんな人生を歩んでいるの」と聞いてもらいたい。世界にはたくさんの奇跡があって、僕の人生もその一つだ。僕以外にもそういう人はいて、みんなにそれぞれの物語がある。

こうしたパルシファーさんの行動について多くの称賛のコメントが寄せられている。

  • Much love for having the strength to share!!!!(公開するその強さに感動!)
  • Wilson I’m proud to call this family friends(この家族を友達と呼べることが誇らしい)
  • Thanks for posting this and trying to bring hope and inspiration to others!(公開してくれて、他の人に希望と感銘を与えてくれてありがとう!)
  • You have no idea how many people you have helped or saved with your story(このことで、あなたはどんなに多くの人を助け、救うことでしょう)

パルシファーさんはこのFacebookを多くの人にシェアしてもらいたいと語っている。

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