怖い!増えつつある「デジタル誘拐」…他人の子どもの写真を自分の子どもとしてネットに投稿

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「Digital kidnapping(デジタル誘拐)」という言葉をご存じだろうか。

ネットからダウンロードした他人の子どもの写真を「自分の子ども」としてInstagramやFacebookに投稿するというもの。近頃この行為が増えているという。

娘の写真が見知らぬ男性のページに

例えば米国ダラスに住むダニカ・パターソンさんは、ある日友人から送られてきたスクリーンショットに驚愕したという。

見ず知らずの男性のFacebookに、自分の4歳になる娘の写真が「僕の娘」として投稿されていたのだ。

これがそのスクリーンショット。投稿者の男性に、母親は全く見覚えがないという。

imgur

「僕の娘を見たら君たちの息子はきっとときめくよ」「僕の女の子バージョン」「これは朝の姿。パパ(写真撮るのはもう)やめてって言われちゃった」とコメントがついている。

Facebookに抗議も「問題にはできない」と返答

パターソンさんはまず直接抗議しようとしたが、すでにFacebookがブロックされ、問題のページの詳細は閲覧できなくなっていたという。

そこでFacebookに報告したが、Facebook側からは、その男性が「共同体の基準」に合致しているため、問題にはできないという回答があったそうだ。

つまりグレーゾーンということなのだろうか。

ネット上の「ロールプレイング」として増加中

こうしたネット上の「ロールプレイング」は今、増えつつあるという。

特に十代の若者の間でゲーム感覚として流行っているそうだ。

他人の子どもの写真を自分のアカウントに「自分の娘、息子」として載せ、「かわいい!」などのコメントをもらうのが目的のようである。

危険性の認識が必要

しかしこれが児童ポルノなどの犯罪に発展する可能性は十分ある。

専門家によると、ページに閲覧制限をかけるなどセキュリティーを強化するほか、写真に認証マークをつけておくことも対策になるという。

しかし何よりもまず、ネット上に公開することの危険性を改めて認識することが必要だろう。

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