NYのファストフード「最低時給」が1800円超えに!日本への波及には慎重な意見多数

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ファストフード世界同時アクション/Facebook

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米ニューヨーク州のファストフード業界で、最低賃金が時給15ドル(約1860円)に上がるという。

現在の7割増しに

同州の諮問委員会が現地22日、賃金引き上げを決定。現在の最低時給は8.75ドルのため、約7割増となる。

賃金の引き上げはニューヨーク・シティを筆頭に段階的に行われ、2018年には最低時給15ドルが実現する見込みだ。

サンフランシスコやロスでも「15ドル」

ニューヨーク・シティでは物価が高騰し、「今の最低時給では生活していけない」と、ファストフード店の従業員らが3年ほど前から時給引き上げの大規模な活動を展開してきた。

米国ではこれまでに、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトルなども最低時給が15ドルに引き上げられている。今後全米に波及しそうだ。

付随する問題に懸念も

一方、ファストフード業界からはこの引き上げに反発の声が上がっていて、各メディアも疑問を呈している。

特に小規模のチェーンや店舗、フランチャイズなどでは、大幅な引き上げが求められると経営が立ちいかないという声が多い。

さらに人件費削減のため、解雇が増えるのではないかという懸念もある。

また他業種からファストフードへ従業員の流入が見込まれるため、流通業など他の業種にも影響を及ぼしそうだ。

ネットでは慎重な意見も

一方、気になるのは日本ではどうなのかということだろう。

ネットでは、特にその上昇率に驚きの声が上がっている。

  • 最低時給1860円は円安とはいえすごいな
  • 8.75ドル→15ドルってすごいな
  • マックいくらになるんだろー?w
  • その分だけ物価が上がるだけじゃ・・・
  • これちょっとさすがに経営に影響しそうなんですが・・・ここまで行くと雇われる側も解雇リスク増えそうな予感
  • 人件費増と内需増のどちらが景気に影響するのか是非検証を

 導入については慎重な意見が多いようだ。

世界的に要求の声広がる

しかし時給アップを求める声は、世界に広がっている。

この4月には、世界のファストフード従業員らが「ファストフード世界同時アクション」を起こし、東京でも4月15日にデモ行進が行われた。 

#fightfor15 #FastFoodGlobal働きすぎはもう終わりだ。時給¥1,500 これが常識。2015.4.15 渋谷センター街入口 15:00〜#SHIBUYA #TOKYO #JAPAN

Posted by ファストフード世界同時アクション on 2015年4月11日

アメリカではこうした活動が実を結んでいるようだ。

日本では最高が東京の888円

現在、日本の最低時給は、平成26年10月現在で最も高いのが東京都で888円、続いて神奈川県の887円となっていて、最も低いのは鳥取県や沖縄県などの677円となっている。

もらえるものなら額は高いほうが良いように思えるが、様々な影響もあるだろう。

アメリカのこの動きがいい見本になるかもしれない。

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