地球史に「千葉時代」命名か…決まれば“ゴールデンスパイク”が打ち込まれる!

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Universität Innsbruck

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地球史を区分した時代の一つに「千葉」の名が刻まれるかもしれない。

千葉・田淵に78万年前の希少な地層

8月4日、世界の地質学者たちが千葉県市原市田淵の地層を訪れた。

小湊鐵道

この地層は約78万年前の地層で、当時の火山灰層が確認されており地質学上重要な地域となっている。

時代の境が明確な場所の名前を命名

地質学では、地球の歴史の中で、大きな変化に伴ってできた地層を境に時代を区別している。

この「時代」はいくつかにわけられていて、それぞれその境が明確にわかる場所の名前が付けられている。

日本地質学会

その「世界で最もその地層および地層境界がよく観察できる、典型的な地点」のことを「世界標準模式断面・地点」と言う。

「模式地点」には金の杭を打ち込む

現在、地球史の中で、中部/中期と上部/後期にはこの地点が決まっていない。

日本地質学会

そこで田淵の地層がこの地点の候補に挙がっているのだ。

この地点に選ばれると証として金の杭「ゴールデンスパイク」が打ち込まれる。

ライバルはイタリアの2か所

つまり、認められれば地球史の一時期が「千葉時代(チバシアン)」と命名され、千葉にゴールデンスパイクが打ち込まれる。

Universität Innsbruck

ただし、イタリアの2か所も有力な候補地域で、すでにこの2か所では看板を立てるなど、整備を進めているという。

今後投票が行われ、来年秋にもこの時代の名前が正式決定される見通しだ。

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