小惑星衝突はない…「9月人類滅亡説」をNASAが否定

2015年08月21日 19時30分

2015年08月21日 19時30分

SSERVI
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ネット上で取り沙汰されている「小惑星の地球衝突」について、NASA(アメリカ航空宇宙局)が完全否定した。

「9月に小惑星が衝突」とネットで話題

2015年9月15日から28日の間に小惑星が地球に衝突する…。

そんな説が今、ネット上でまことしやかに囁かれている。

この説によると、衝突はプエルトルコ付近とのこと。

衝突の結果、北米やメキシコの大西洋、湾岸一帯と、中南米に破壊的なダメージを与えるとされ、「人類滅亡の危機」とまで懸念されている。

今後100年間で可能性は0.01%以下の可能性

この説に対し20日、NASAが公式サイト上で否定のコメントを発表した。

このコメントでは、9月の惑星衝突については全く根拠がなく、その期間に、惑星や宇宙空間の物体が地球に衝突する可能性はないと断言されている。

NASAのNear-Earth Object Observations Programによると、近い将来地球に衝突する惑星や彗星は観測されていないそうだ。

さらに、現在把握している「危険な小惑星」についても、今後100年間に地球に衝突する可能性は全て0.01%以下だという。

追跡プロジェクトで科学者が常時観測

米国カリフォルニア州にあるNear-Earth Objectでは科学者たちが、地球に害を与える恐れのある惑星について観測していて、危険性があればただちにわかるようになっているという。

このプロジェクトを率いるPaul Chodas氏は発表資料の中で「9月にそこまで危険を及ぼすものがあるのなら何らかの兆候があるはず」としている。

NASAは過去にも同様の公式コメント

NASAでは過去にも、こうした「世間を鎮める」コメントを発表している。

2011年には彗星の接近で人類が滅亡するという噂が立ち、2012年にもマヤの予言による人類滅亡説が注目され、惑星が地球の軌道近くを通り過ぎると話題になった。

どちらの時もNASAは否定のコメントを発表。結局2度とも地球への影響はなかった。

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