余命わずかな少年のため…街ぐるみで「一足早いクリスマス」を開催

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Facebook/  Nicole Wellwood、La Petite Fleur

Facebook/ Nicole Wellwood、La Petite Fleur

カナダの小さな街、セントジョージが、一足早くクリスマス一色に染まりました。

カラフルな電球やサンタクロースの電飾が、沿道の窓や木々を彩ります。

7歳の少年の最後のクリスマス

このイルミネーションは、この街に住む7歳のエバン・レバーセイジ君のため。

エバン君は、手術ができない重度の脳腫瘍を患い、余命わずかと宣告されたそうです。

おそらく今年の12月25日まで、その命は持たないだろうと…。

そこで地域が一丸となってカレンダーを少し前倒ししたのだといいます。

脳腫瘍が悪化し余命宣告

エバン君はほぼ生まれたときからこの病気と闘い、化学療法や放射線治療を受けてきたそう。

最近になって症状が悪化。医師から、治療の施しようがなく、あとわずかしか生きられないと説明があったといいます。

そうした中、エバン君の従妹、シェリー・ウェルウッドさんが街に小さなポスターを貼り、エバン君が最後のクリスマスを体験できるよう、早めにクリスマスのデコレーションをしてくれる人たちを募集。

生花店のLa Petite FleurがこのポスターをFacebookに掲載すると、多くの店や家族が賛同したそう。

クリスマスディナーや「25日の雪」も

イルミネーションの他にも、レストランはクリスマスディナー、ある住人はクリスマスキャロルを演奏するバンドを招くと申し出たそうです。

また映画の特殊効果を扱う会社が、10月25日、街に雪を降らせるとのこと。

街以外でも、遠くは米国フロリダ州の家族が一足早くイルミネーションを施して、写真を送ってくれたり…。

24日にはエバン君の家の近くでクリスマスパレードも予定されているといいます。

Facebook/ Christmas in St. George

シェリーさんは、エバン君の家族を支援するため、クラウドファンディングのGoFundMeにページも立ち上げています。

一足早いクリスマスに「大興奮」

エバン君の母、ニコール・ウェルウッドさんは、エバン君はこのクリスマスに「大興奮している」と語っています。

しかし、一足早いクリスマスが行われる理由を不思議がっているとも…。

ニコールさんはこう答えたそうです。

「あなたを愛している人がたくさんいるからよ」

Love this kid

Posted by Nicole Wellwood on 2015年9月29日

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