ネットで熱い支持「みそ汁缶」美味しさの秘訣を伊藤園に聞いてみた

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自動販売機で販売されている伊藤園の「みそ汁缶」の人気がジワジワと高まっている。

「買える自販機をもっとふやして!」とファンから熱い支持を受けているこの「みそ汁缶」の変遷や秘訣について、製造、販売元の伊藤園に聞いてみた。

 1999年に初代を発売

伊藤園が初めて缶入りみそ汁を発売したのは1999年の9月。「ふうふう みそ汁 缶」が最初だった。

発売のきっかけは「日本人になじみのあるみそ汁でRTD(缶などを開けてそのまま飲める飲料)がなかったため」だそう。

カップにみそを入れたりお湯を注いだりという手間を省き、すぐにいつでも飲める缶入りを開発したという。

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2010年以降、次々と新商品を開発

その後しばらく販売が途絶えたが、2010年、満を持して消費者の声やニーズを反映した新商品を発売した。

以下がその変遷だ。

  •  1999年9/6 ふぅふぅ みそ汁 缶
  •  2010年10/4 天然かつおだし みそ汁 缶
  •  2011年10/3 天然かつおだし みそ汁 缶
  •  2012年10/1 かつおと昆布の旨み みそ汁 缶
  •  2014年9/15 かつおと昆布の旨み みそ汁 広口
  •  2015年9/28 具がたっぷり みそ汁 広口

2014に登場した広口缶は具が食べやすく、持ち歩きもできるため好評だ。

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2010年以降は2013年を除いて毎年新商品を発売。試行錯誤が見て取れる。

「だし」と「みそ」にこだわって

特にこだわって開発しているのが、みそ汁の命ともいえるだしとみそ。

だしは何度も見直し、天然かつおだしを使ったり、昆布だしを加えたりして味の向上を図ってきた。

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また、缶入りにするため、加温しても色の変わりにくい独自のみそを使用。

みその種類や割合も、様々に変えて何度も試しているという。

困難な「化学調味料不使用」を実現

さらに、最も新しい「具がたっぷり みそ汁」では化学調味料を使わずに味付けをした。

「化学調味料を使用すれば、比較的簡単に味作りができますが、今回化学調味料不使用にすることでより困難を極めました」(伊藤園)

具には、みそ汁で人気のとうふと油あげを採用。

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みそは「米みそ」と「麦みそ」を使い、ダシにはかつおと昆布をバランスよく合わせてあるという。

 「おにぎりに合う」と人気

その甲斐あってか、徐々に売上が伸び、今では場所や時間帯によっては缶コーヒーより売れるケースもあるようだ。

ネットでも「濃いめの味がおにぎりに合う」と人気。

将来的には「具がたっぷりという商品特長は維持しつつ、さらなるお客様満足を追求していきたいと思います」という。

今後の展開が楽しみだ。

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