光を失った妻を笑顔にしたい…愛情にあふれた「花畑」が海外でも話題に

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Facebook/ 新富町

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宮崎県の観光名所となっている個人宅が、海外メディアでも話題になっています。

3,000㎡のピンクの絨毯

児湯郡新富町にある、黒木敏幸さんの家の見事な芝桜です。

みなさん、こんにちは!本日の芝桜です!まだまだ綺麗ですよ!ぜひ、見に来てください(^○^)/

Posted by 新富町役場 on 2013年4月12日

約3,000㎡の敷地に広がるピンクの絨毯。毎年4月ごろになるとこの美しい「庭」を見に、多くの観光客が訪れるそうです。

目が不自由な妻のために丹精

この芝桜は、敏幸さんが約60年前から連れ添う妻の靖子さんのために丹精込めて育てています。

Facebook/ 松本 佳之

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 黒木さんちの妻である靖子さんが、20年以上前に糖尿病の合併症で光を失い突然暗闇に放り込まれ昨日出来たことが今日出来なくなり「あの世に行ってしまいたい」とぽつりとつぶやいて笑顔がなくなり塞ぎ込む姿を見かねて、夫の敏幸さんが「柔らかな花びら、…

Posted by 松本 佳之 on 2014年4月20日

19歳でお嫁に来た靖子さんは、敏幸さんとともに酪農家で懸命に働き、3人の子供を育て上げたそうです。

しかし、今から20年以上前、靖子さは糖尿病の合併症で目が不自由に。

「一日でも長く生きてほしい」

落ち込む妻を見て、「誰かが遊びに来て話し相手になってくれたら」と考え、敏幸さんが一握りの芝桜を植えたのが始まりだといいます。

「靖子が一日でも長生きできるように作った」と話す敏幸さん。

今、靖子さんは芝桜の香りと敏幸さんの愛情に包まれて笑顔で暮らしているそうです。

多くの海外メディアが報じる

この夫婦愛は、多くの海外メディアに取り上げられました。

英紙デイリーメールのオンライン版には「世界一ロマンティックな花畑」として夫婦の物語とともに紹介されています。

またテレグラフ紙は「光を失った妻の笑顔を取り戻すため、愛情あふれる夫が起こした行動が、今や観光名所になった」と説明しています。

スペインでもabcテレビなどが報じているようです。

「愛に!目の不自由な妻の笑顔を取り戻すため何千もの花を植えた」

多い時は1日1,000人もの人が訪れるというこちらの庭。

黒木さんも「たくさんの人が来てくれるのがうれしい」と話し、倉庫に休憩室を設けるなど、毎年バージョンアップしているよう。

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今年も美しい景色と夫婦愛を感じに多くの人が訪れることでしょう。

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