プロも驚くクオリティ!完全に自動作曲するコンピューター誕生

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ギターやドラムなど楽器を演奏するコンピューターは数々生まれてきているが、ついに作曲を担当するコンピューターがあらわれた。

プロも感嘆のクオリティ

これまでもコンピューターに作曲させる試みは数多く行われてきたが、お世辞にもクオリティが高いと言えるものではなかった。

しかし、マラガ大学のFrancisco Vico氏らによって開発された作曲・編曲コンピューターである”lamus”の生み出す曲は、過去の試みと一線を画している。

というのも、このlamusによって作曲された作品を使ったブラインドテストでは、参加者の誰も作曲者がコンピューターであることは分からなかったというのだ。

さらに、lamusの作品のクオリティはプロも認めるところになった。

上記のテストに参加した音楽学者のPeter Russell氏は「曲名も作曲家も分からなかったけれど、どこかフランス的な雰囲気を持っていたし、20世紀の初頭に書かれたものだと思った。何回か聞くうちに好きになったよ」と記している

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=bD7l4Kg1Rt8[/youtube]

存在感を増すlamus

lamusの作曲を可能にしているのは、作曲家が自然に行う取捨選択に似た演算方式だ。

lamusは何かキーとなるフレーズをもとに、音楽ジャンルや使用する楽器などの条件に合わせて変化させることを繰り返して作曲を行っている。

そのため、元となるフレーズが同じでも、当てはめる条件によって異なった曲を生み出すことが可能となっているのだ。

現在この方法によって生み出される曲の数々は実験的なものが多く、決して万人受けするものではない。

しかしながら、ピアニストであり作曲家のGustavo Diaz-Jerez氏がlamusを使って書き上げたオペラが来年上映されるなど、この作曲コンピューターは徐々に存在感を高めているようだ。

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