2014年にハッキング殺人が起こる!欧州警察が警鐘を鳴らす

Text by

  • 2
PAKUTASO

PAKUTASO

携帯電話やテレビに続き、昨今ではペースメーカーやインスリンポンプなどの生命維持に関わるデバイスまでインターネットとつながるようになっている。

だが、それらのデバイスを守るべきセキュリティの強化は現在のオンライン対応デバイスの広がりと多様化に追いついていないようだ。

2014年末までにハッキング殺人か

EUの警察組織である”Europol”は2014年9月29日に発表したレポートの中で米インターネットセキュリティ会社”IID”の発表を引用し、2014年末までにインターネットを経由した殺人事件が起こる可能性に言及した。

Europolによって発表されたレポートによると、ペースメーカーやインスリンポンプなど生命維持に関わるデバイスへのサイバー攻撃に対する各国政府の体制は不十分であり、警察組織が行うインターネット犯罪捜査もより高度なものとする必要があるという。

ペースメーカーのハッキングは既に可能か

これまでにペースメーカーなどのハッキングによる被害は報告されていないものの、インターネットを経由して生命維持に関わるデバイスを操作することはすでに可能だと見られている。

現に、ATMのシステムを書き換えるなど凄腕のハッカーとして知られていたBarnaby Jackは2013年、実際にペースメーカーをハッキングしてみせるとインターネット上で告知。

本人がドラッグのオーバードーズで死亡したため実際に行われはしなかったものの、ハッキング技術が一般のセキュリティレベルを大きく上回っていることを印象づけた。

すでに対処を始めた政治家も

なお、米国では2013年、前副大統領のDick Cheney氏がサイバー攻撃への恐れから自分の心臓の除細動器のワイヤレス機能を停止させる手術を行っている。

より多くの注目を集めることから攻撃のターゲットとなりやすい層では、自分の身をサイバー攻撃から守るための対処がすでに始められているようだ。

インターネットの発達で生活が便利になった一方、見えないところで我々は以前よりも多くの危機にさらされているのかもしれない。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking