肥満大国返上か?米国飲食店で低カロリーメニュー導入の動きが強まる

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肥満大国として名高いアメリカだが、諸悪の根源として批判を浴びることの多いレストラン業界では徐々にメニューのカロリーを減らす動きがあるようだ。

新メニューはカロリーレス

米ジョンホプキンス大学のSara Bleich准教授らによって行われた研究により、2012年から2013年までの間に米国大手レストランチェーンで導入された新メニューは平均して従来のものよりも低カロリーに設定されていることが明らかになった。

この研究は米国大手レストランチェーントップ100に名前を連ねる企業のうち66社を対象として行われ、各社が2012年から2013年の間に発表したメニューのカロリーを従来のものと比較してカロリーの量を調査。

その結果、新しく導入されたメニューのカロリー量は従来のものと比べて平均で60キロカロリー少なく、割合にすると約12%ほどのカロリーがカットされていることがわかった。

また、メインコース、ドリンク類、子供向けメニューの3カテゴリーで低カロリーの新メニューが導入される傾向が強いことも明らかになった。

肥満問題解決に期待

今回の調査では、特定のカテゴリーで低カロリーメニューの導入が進められている一方、ピザやハンバーガーなど各社が主力としている商品カテゴリーでは低カロリー新メニューの導入があまり進んでいないことも明らかになった。

だが、調査を率いたBleich教授はジョンホプキンス大学Webサイトで、今から消費者の食生活に働きかけてファストフードの消費量を減らすことは困難だとし、限定的ながらも以前まで見られなかったレストラン大手による低カロリーメニューの導入はアメリカが抱える肥満などの健康問題に大きな影響を持つのではないかとしている。

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