原因不明の炎症に苦しむ犬。なんと”人アレルギー”だったことが判明

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Facebook/Lucky Dog Retreat Rescue Inc.

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犬や猫に対してアレルギーを持ちながらもそれらをペットとして飼っている人の話を耳にすることはあるが、”人アレルギー”を持ちながら人間に飼われる犬の苦しみとは比べ物にならないだろう。

人アレルギーを持つ犬、アダム

米国、インディアナ州にある犬の保護団体のLucky Dog Retreat Rescueに保護されているラブラドールのアダム。

彼は原因不明の炎症や脱毛に過去数ヶ月に渡って悩まされていたのだが、最近になって行われた検査で”人アレルギー”という珍しいアレルギーを患っていることが明らかになった。

Lucky Dog Retreat Rescue

Lucky Dog Retreat Rescueによると、アダムは人間の皮膚からはがれ落ちる”フケ”に対してアレルギーを持っているそうで、施設などで常に人と接する機会があったことから日常的に皮膚が炎症を起こしていたようだ。

なお、アダムは人のフケ以外にも猫やクルミ、ハエ、タンポポなどにもアレルギーを持っているという。

スタッフも頭を悩ませたアダムの症状

アダムは当初Lucky Dog Retreat Rescueとは別の団体に保護されていたのだが、同団体に引き取られた際には既に皮膚の炎症や脱毛が見られたため、スタッフはまずノミとストレスが原因だと考え治療と生活環境の改善を行ったという。

だが、いっこうに症状は改善されず、獣医から進められた食事療法や抗生物質の投与、特殊な薬品を使っての入浴などを試しても進展が見られなかったため、血液を使ってのアレルギー検査を依頼するに至ったそうだ。

検査の結果、結局アダムが苦しんでいたのは症状を少しでも和らげようとするスタッフの存在だったということが明らかになった訳だが、現在アダムは特別に配合されたアレルギー注射を受ける治療をおこなっており、皮膚の炎症が治まり、毛が生えてくるなど、少しずつではあるものの症状に改善が見られているという。

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