ファストフードで学力低下か 学力テストの平均点に開き

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Flickr / Tatsuo Yamashita

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ファストフードは肥満や肌荒れなどの原因になるとして批判が集まることが多いが、最近になって行われた研究によってファストフードが学力の発達の妨げになる可能性が浮上した。

ファストフードで学力低下?

この研究は米オハイオ大学のKelly Purtell教授らによって行われたもので、Purtell教授らは8,500人にも及ぶ学生のサンプルデータを収集。

彼らが10歳の時に行われたファストフードを食べる頻度を調べる調査の結果と、その3年後に行われた学力テストの得点を比較した。

その結果、日常的にファストフードを口にすると答えていた学生の化学の平均点は79点だったのに対し、ファストフードを全く口にしないと答えていた学生の平均点は83点だったという。

この傾向は化学だけでなく、リーディングや数学でもファストフードを日常的に口にする生徒の平均点の方が低くなるという傾向が見られたそうだ。

鉄分不足が影響か

Purtell教授らはこの結果を受けて、ファストフードの食べ過ぎによる鉄分の不足が脳の特定の分野の発達を遅らせるため、学力の差が生まれたのではないかと指摘している。

この研究はなぜファストフードの消費が学力の差を生む可能性があるのかを明らかにするものではないものの、ファストフードと脳機能に関する研究は他にも行われている。

豪ニューサウスウェールズ大学の研究者らによる実験では、ファストフードのように高脂肪かつ高糖分の食事を与えられ続けたラットに記憶力の低下が見られたという。

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