注射可能な肥満治療薬が米国で初めて認可される

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Flickr / ZaldyImg

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国民の肥満問題に長年悩まされている米国で、以前は糖尿病の治療薬として販売されていた薬が米国食品医薬品局(FDA)によって肥満の治療薬としても認可された。

 注射型肥満治療薬”サゼンダ”

この薬は、製薬会社のノボ・ノルディスクによって開発されたサゼンダ。

FDAは過去2,3年の間にいくつかの肥満治療薬を認可してきたが、サゼンダは注射が可能な最初の肥満治療薬となる。

使用には医師の処方が必要で、体重減少のための食生活と運動プランに加え、一日一回サゼンダを注射することで体重減少効果が見込めるそうだ。

サゼンダの使用対象として今回認められたのは、肥満の成人、もしくは体重方で2型糖尿病や高血圧などの体重に関する健康問題を最低1つは抱えている成人となっている。

 インスリンの分泌を促進し、脳に満腹信号を送る

なお、サゼンダにはノボ・ノルディスクが開発したリラグルタイドと呼ばれる薬が含まれている。

市場ではリラグルタイドは2010年にFDAによって2型糖尿病の治療薬として認可され、市場ではビクトーザという名前で販売されてきた。

今回認可されたサゼンダには、ビクトーザよりも多くのリラグルタイドが含まれているのだという。

リラグルタイドは膵臓を刺激して食事の後により多くのインスリンを分泌するようにデザインされており、サゼンダはそれに加えて脳に満腹信号を送る働きをするとされている。

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