世界終末時計が2分進む、世界の終末まで残り3分に

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PAKUTASO

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“世界終末時計”の分針が2分進められ、世界の終末を示す深夜まで残り3分の11時57分となった。

気候変動、核戦争

この時計の時刻を決定する原子力科学者会報によると、今回時計の針を進めたのは地球温暖化による気候の変化と核戦争勃発の危険性が高まっていることなどが理由であるという。

世界終末時計は1947年、原子力爆弾開発計画に参加した化学者たちによって、社会の現状と核戦争などの人類の滅亡の間にどれくらいの開きがあるのかを可視化するべく提唱されたもの。

その時々の世界情勢などを考慮した上で時間の修正が行われてきており、1947年に提唱された際は深夜まで7分の11時53分からスタートした。

その後、1991年には冷戦の公式な終結やアメリカとロシアが核兵器の保有数縮小へ向けて動き出したことなどを考慮し、深夜まで11時43分まで針が巻き戻されたのだが、今回決定された11時57分という時刻はアメリカとソビエト連邦の間で軍拡競争が激化した1984年以来、過去2番目に深夜に近い時間となる。

少ない残り時間

原子力科学者会報で最高責任者を務めるKennette Benedict氏は発表の中で、世界中の政府が核軍縮の動きをなかなかすすめていないことや、いくつかの国から排出される二酸化炭素や他のガスが地球の環境に大きな影響を与えていることに言及。

人々がすぐに行動を起こしさえすれば”世界の終末”という最悪のケースを避けることができるかもしれないとしつつも、地球上に暮らす人類に残された時間は非常に少ないと警鐘を鳴らした。

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