「14人に1人の割合で悪意ある書き込みをした経験」。2014年は正しいリテラシーでネットを楽しもう

Text by

  • 0
shutterstock

shutterstock

皆さんはどんな年末年始を過ごしているだろうか? 毎年恒例の家族での年越しや、定番テレビ番組の視聴、いつもと変わらず――などさまざまだろう。もしかしたら、普段はあまり見ないネットを見て楽しんでいるという人もいるかもしれない。

日本法規情報は、近年何かと話題になっているインターネット上のトラブルに対する意識調査「深刻化するネットトラブルとその現状」を、2013年12月28日に発表している。

同意識調査は、同社が2013年12月6日に発表した「SNSで名前と居住地の公開をしている人が36%「SNS上の誹謗中傷を見たことがある」は70%!」と題した調査で、「他人の人格・性格を否定したり、容姿に対する発言など誹謗中傷にあたると思われる事項が書きこまれているのを目にしたことがあるか」という質問に対し、「見たことがある」と回答した人が68%という事態を受けて調査・発表されたものだ。

今回実施された意識調査で、「実際にSNSを通じて誹謗中傷を書き込んだことがあるか」といった質問には、7%が「ある」と回答。パーセンテージで見るとそう大したことのない数字に思えるが、見方を変えると14人に1人の割合で“誹謗中傷”の書き込みをした経験があるということになる。これはかなり身近な数字。ただ、この結果については「何が誹謗中傷にあたるかについての認識について個々の認識によるものが多い事も考えられ、個々が誹謗中傷と認識していない可能性もあります」といった注釈も添えられている。しかし、“誹謗中傷”の書き込みはいじめと同じで、「対象とされている本人が“嫌だ”と感じる」のであればそれはもう“誹謗中傷”なのである。たとえ書き込んだ本人が、自分が同じことをされても平気だったとしても、だ。

では、こういったインターネット上の“誹謗中傷”を見たときはどうしたら良いのか。同調査では「悪質な誹謗中傷は犯罪になる可能性があるのを知っているか」「悪質な誹謗中傷の書き込みがあった場合は、最寄りの警察、サイバー犯罪相談窓口、弁護士等を通じて削除依頼を出せることを知っているか」についても調査を行っている。こちらについては、「知っていた」と回答した人が50%、「知らなかった」と回答した人が50%と半々の結果に。意外にも2人に1人が“誹謗中傷”の書き込みへの対処法を知らなかったことが明らかになった。

インターネットが身近になり、今や携帯よりもスマートフォンやタブレットを持ち歩く人が多くなってきた。ちまたでは、手書きメモよりスマートフォンや携帯のメモ機能やレコーダーを優先して使う人も。それにより、日常の出来事を簡単にインターネット上へ公開できるという利便性とともに、世界中の目にさらされ評価されるという危険性に誰もが直面する時代となった。

自身が加害者にならないことはもちろん、被害者になった場合の対処をしっかり知り、いざというとき適切な行動ができるよう、2014年はモラルをもってインターネットライフを楽しんでほしい。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking