5割強が大地震発生に不安。ハザードマップへの関心度は?

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昨日、9月1日は「防災の日」。

防災ときいて真っ先に思い浮かぶのは、2014年8月に相次いで発生した、豪雨による土砂災害や水害ではないだろうか。

これらの報道で、被災した住民の多くが口にしていたことが「普段からの防災意識」の必要性だった。

SBI少額短期保険が公開した「地震防災に関するアンケート調査」によると、およそ6割の人が「近い将来自分の住んでいる地域で大地震が発生すると思う」と考え、備えていることが分かった。

5割強が「近い将来に大地震が発生するのでは」と不安に

2014年8月29日に公開された同調査では、「近い将来、現在あなたが住んでいる地域で大地震が発生すると思いますか」という質問に、「発生すると思う」と回答したのは28.8%。

また、「どちらかといえば発生すると思う」と回答したのは29.7%と、実に58.5%が大地震発生への不安を抱えていることが明らかになっている。

2013年と較べて「発生すると思う」と強く思う人が増加

2013年に実施された同調査と比較してみると、「発生すると思う」との回答は24.7%から4.1ポイントアップ。

「どちらかといえば発生する」との回答は、34.3%から4.4ポイントダウンしている。

全体では、2013年には59.0%だったものが、58.5%へとわずかながら低下している程度だった。総じて、災害を覚悟している人の数は変わらないが、より災害が発生する覚悟を強めている傾向があるようだ。

備えで1番多いのは「食料・水」。4割が回答

では、いざ大地震が起きた場合の備えはどうなっているのか。

「あなたのご家庭で現在行っている地震対策を教えてください」という質問では、「非常用の食糧・水を準備している」(40.0%)、「避難グッズを用意している」(37.0%)、「家具の転倒・落下対策をしている」(34.7%)の順に高い結果となっている。

こちらの結果については、多少数値の変動はあるものの、2013年とほぼ同じ結果だった。

備えは万全でも保管場所が重要に

2014年8月に発生した土砂災害や水害では、非常用のグッズや食料を1階に置いていたために、「いざというときに、役に立たなかった」という声も報道されていた。

昨今では、2階建ての場合は1階ではなく2階に寝ることが身を守る方法の1つとして言われている。

それと合わせて、いざというときの備えも2階にストックしておくことで、水没や流出を防げるのではないだろうか。

ハザードマップを「見たことはない」が4割強に

同調査によると、自分が住んでいる地域のハザードマップに関心がない人も多いようだ。

「お住まいの地域の地震ハザードマップについてご存知ですか?」という質問では、「見たことはないがハザードマップという名前は知っている」が43.6%。

次いで、「家にはないが見たことはある」(25.4%)、「家にある」(22.2)となっている。

「これまで一度も気にしたことはない」という人は、今後のためにきちんと目を通しておいたほうがいいだろう。

ちなみに、9月1日が「防災の日」だと知っていた人は61.7%とまずまずの認知度。

だが、災害はいつやってくるともわからない。「防災の日」に限らず、日頃から備えと心構えをしっかりしておき、いざというときに最小限の被害で済むよう心掛けておきたいものだ。

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