日焼け中毒!? 肺がんになってもタバコをやめられないように、皮膚がん患者の7人に1人は日焼けサロンに通い続けていた!

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日焼けした小麦色の肌は健康的に見える、という考え方がある。しかし、紫外線を浴びる日焼けは、遺伝子の損傷を引き起こす。確実に皮膚がんのリスクを増大させることが分かっている。

それにもかかわらず、皮膚がんと診断されてもなお7人に1人が日焼けサロンに通い続けていた、という事実が米イェール大学の医師らの研究チームによって明らかにされた。

研究チームは、皮膚がんと診断され、それ以前に日焼けサロンに通っていた40歳未満の178人の患者から聞き取り調査を実施した。その結果、26人(15%)の患者が皮膚がんと診断されてもなお日焼けサロンに通い続けていたことが判明。この割合は診断前に日焼けサロンに通っていなかった患者よりも高かった。また、通い続けた回数は年間10回ほど(中央値)。定期的に日焼けサロンに通い続けていたようだ。日焼けサロンに通い続けていた人の皮膚がんの症状は「日焼け依存」である確率が58%で、そうでない人と比較して高かった。つまり、日焼けサロンに通い続けた人は日焼け(サロン)が原因で皮膚がんにかかった可能性が高いことを示している。

研究チームは「この事例はニコチン中毒で肺がんなどにかかった患者とよく似ている」と指摘している。ニコチン中毒で肺がんになった患者は診断後もタバコをやめられず、症状を悪化させたり、再発させたりする危険性が高い。実際に病的な「日焼け中毒」が存在するかどうかは今後の課題だが、「皮膚がんの予防と症状の緩和に向けて、日焼けの危険性についてより周知を徹底させる事が必要」と指摘している。

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