着々と進む日本・観光立国への道。今年上半期の訪日外国人数が過去最高、年間1000万人も視野に

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東日本大震災の影響が薄まり、円安の影響や政府の「観光立国」の後押しもあってか、日本を訪問する外国人旅行客が増えている。

 日本政府観光局(JNTO)が発表した推計値では、2013年の上半期の訪日外客数は累計495万5000人(前年同期比122.8%の増加)となり、過去最高を記録した。

国・地域別にみると、アジアからの旅行客が多く、伸び率も高くなっている。上半期に日本を訪れた旅行客が最も多かったのは韓国で、約132万人(前年同期比38.4%の増加)となった。次いで台湾からの旅行客が多く、約103万人(同49.4%の増加)。この他にも香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、オーストラリア、フランスからの訪日客も過去最高となった。その一方、香港を除く中国は日中関係の冷え込みなどの影響で同27.0%の減少となったが、旅行客数は約54万人で、依然高水準を保っている。

日本政府は海外でのPR活動に力を入れるとともに、外国人観光案内所の新たな認定制度など受け入れ態勢の整備の充実を図っている。旅行業界各社は現地会社と提携を強化してより日本への渡航を容易にし、日本国内でのツアーや企画の充実を図っている。また、免税品など外国人訪問客向けの商品の売上も伸びているようだ。

 7月から東南アジア諸国におけるビザの緩和措置が実施されたこともあり、今後より多くの旅行客を見込めるだろう。これまでの政府の目標であった2013年の訪日外客数 1000万人が達成される可能性も視野に入ってきた。

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