なぜヌーディストビーチはドイツがアツイ?世界に冠たるFKKの楽しみ方

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 本サイト記事「女性の7割がトップレスに!ヌーディストビーチはオーストリアがアツイ」で紹介されたように、ビーチで裸ないしトップレスとなった経験を各国比で調査した結果、男性でドイツ、女性でオーストリアと、ドイツ語圏が経験者率で1位を占めることとなった。

この結果は当地の人々にも興味深いものだったらしく、ドイツ紙シュピーゲルは早速、これについての考察記事を公開している。

ヒッピー運動が推し進めた裸体文化FKK

ヌーディズムの称揚および実践をドイツ語圏ではFreikörperkultur(自由身体文化)、略してFKK(エフカーカー)と称する。各地にFKKのための指定ゾーンが置かれてあり、そこで人々は人目を気にすることなく裸体で泳ぎ、遊び、寝転がって直の日差しを楽しむ。

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この風潮を推し進めた一因には、1960年代におけるヒッピー運動のドイツでの流行があるという。裸体であることが硬直した権威や伝統への反抗を象徴するとされた、当時の反文明化運動の名残というわけだ。

また社会主義時代の東ドイツでは裸体での水浴が一般的であったこと、さらには1980~90年代に生じたフィットネスブームが、特にドイツ語圏での裸体主義を積極化させたのではとも推測されている。

ルールを守って楽しめば、自然に帰る喜びが

FKKにはもちろんFKKのしきたりがある。規定のゾーン以外では裸体をさらすべきでないし、また着衣者が興味本位でゾーン内をうろつき眺め回すのも好ましくない。「FKKの間でも互いに敬意を払いあうことが大事なのです」とドイツFKK連盟代表であるクルト・フィッシャー氏は述べる。「語り合う際、私たちはお互いの目を見るのであり、性器をではありません」。

もっとも裸体になることへの不安がないわけではない。逆風となっているのはやはりFacebookやTwitter等、SNSの流行だ。こっそり撮影された写真が簡単にネット上に出回りかねない御時勢では、たとえゾーン内でも気軽に脱げなくなっているわけだ。

そうした中でもFKKならではの喜びをフィッシャー氏は勧めてやまない。衣類なしに泳げば「魚のように自由」だと感じる、と自身も楽しむ氏は述べる。「それから陸へ上がり、光を、太陽を、風を、直接肌で感じ取るときは、本当に素敵な気分なのです。濡れた布切れなど身につけて何になるでしょう?」

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