サンゴ礁の危機はウソ!? 6000歳のサンゴには2500年の死滅期間が元から存在することが明らかに!! 米大学

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flickr_ eutrophication&hypoxia

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珊瑚礁の損傷や破壊は今や地球上で最も深刻な環境問題のひとつであり、日本を含む世界の多くの科学者たちが対策法を研究しているがあまり効果をあげていないのが現状だ。

そんな中、少し明るいニュースが報告された。

フロリダ工科大学のRichard Aronson氏とそのチームは、パナマの太平洋沿岸に生息する珊瑚礁の研究を続けてきた。今回は長さ約5.2メートルのドリルでサンゴのコアサンプルを採取、樹木の年輪を調べるのと似た要領で、サンゴの今までの成長記録を調べた。

するとこの6000歳の珊瑚は今まで、水温の上昇や下降に応じてその成長速度が増加したり減速していたことが明らかになった。そして一時期死滅していた期間も存在したという。

その期間は2500年。つまり6000年のうち40%の期間は死滅の状態だったというのだ。そしてこの死滅期間が続いたあと、まず、中心部より枝分かれしている部分から先に成長し始め、その500年くらい後で体幹の部分から再び成長を始めたという。

エルニーニョ、ラニーニャ現象により海水の水温は上昇、これが珊瑚礁破壊の原因となっていることは明らかだ。

しかしこれは珊瑚の寿命と比較すると一時的なものであり、水温に適応することが出来ればまた珊瑚礁も復活するだろう、と研究者たちは期待している。

CBS

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