『自分が太っている』と思い込むほど実際に太る確率が劇的に高くなることが明らかに

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flickr_Sam Wrigglesworth

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数年前あるファッションモデルが痩せすぎが原因で死亡して以来、「痩せすぎ」モデルについての議論が過熱化。BMIが18以下はショーに出演することを禁止している国さえある。

それにもかかわらずファッション雑誌やテレビでは相変わらず痩せ型ばかり登場し、これが年頃の女性に大きな影響を及ぼしている。自分が太りすぎだと思い込んでしまうと、将来的に肥満になる確率が高いことがわかったからだ。

ノルウェーの大学研究チームは、標準体重の10代の男女1196人の男女対して調査を行った。10年後成人になったときに追跡調査をすると、自分が太りすぎだと信じていた少女は成人したときに59%, 思っていなかった少女は31%が過体重という結果がでた。

男女比でみてみると、標準体重の22%の女性が自分は太りすぎと思っていたのに対し男性は9%だったという。

研究者たちはメディアによる影響の大きさを指摘する。雑誌や映画、テレビなどで痩せている女性が理想的であるかのように映し出される。少女たちは少しでも理想の体型に近づきたいと思うあまり、朝食を食べなかったり少食になったりするが実はこれが逆効果。つらいダイエットに耐えられなくて、やめたあとに過食してしまう、いわゆるリバウンドにより結局は成人すると過体重になるケースが多い

そして、心理的ストレスは腹囲の脂肪とも何らかの関連性があるという。

研究者たちは、学校で早いうちから自分の体型を健康的に維持することを教え、モデル体型が理想体型ではないことを教育することが必要だ、と語っている。

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